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ティル・フェルナー/ベートーヴェン ピアノ・ソナタ 全曲演奏会


ティル・フェルナー
Till Fellner



全7回(全公演17:00開演)

第I期 3公演
2008年12月23日(火・祝)
第16番 ト長調 Op.31-1
第17番 ニ短調 Op.31-2 《テンペスト》
第18番 変ホ長調 Op.31-3
第28番 イ長調 Op.101
2009年2月14日(土)
第1番 ヘ短調 Op.2-1
第2番 イ長調 Op.2-2
第3番 ハ長調 Op.2-3
第23番 ヘ短調 Op.57 《熱情》
2009年5月16日(土)
第5番 ハ短調 Op.10-1
第6番 ヘ長調 Op.10-2
第7番 ニ長調 Op.10-3
第29番 変ロ長調 Op.106 《ハンマークラヴィーア》
第II期 4公演
2009年10月10日(土)
第25番 ト長調 Op.79
第24番 嬰ヘ長調 Op.78
第15番 ニ長調 Op.28 《田園》
第27番 ホ短調 Op.90
第4番 変ホ長調 Op.7
2010年1月28日(木)
第12番 変イ長調 Op.26
第13番 変ホ長調 Op.27-1
第14番 嬰ハ短調 Op.27-2 《月光》
第22番 ヘ長調 Op.54
第21番 ハ長調 Op.53 《ワルトシュタイン》
2010年4月24日(土)
第9番 ホ長調 Op.14-1
第10番 ト長調 Op.14-2
第8番 ハ短調 Op.13 《悲愴》
第11番 変ロ長調 Op.22
第26番 変ホ長調 Op.81a 《告別》
2010年10月24日(日)
第30番 ホ長調 Op.109
第31番 変イ長調 Op.110
第32番 ハ短調 Op.111
※1/28の公演は19:00開演
トッパンホールでは、2008年12月から2010年10月にわたって、ウィーンの鬼才ピアニスト ティル・フェルナーによるベートーヴェン32曲のピアノ・ソナタ全曲演奏会を開催します。これはフェルナーからの構想を聞き、トッパンホールと梶本音楽事務所が共同開催するもので、海外ではウィーンのコンツェルトハウス、ロンドンのウィグモアホール、パリのサル・ガヴォー、ニューヨークでも開催される世界的ツィクルスとなります。

ウィーンのベートーヴェン弾きというと、ピアニストではフリードリヒ・グルダの名前を真っ先に思い起こしますが、ティル・フェルナーの才気と溢れる音楽センスは、スタイルこそ大きく異なるものの、まさにグルダゆずりのウィーン音楽のひとつの系譜を受け継ぐものといえましょう。重厚にして精神性を強く感じさせるドイツ風のベートーヴェン表現と一線を画し、過度に重くならず、時に軽妙、時にアイロニカル、ブリリアントな表情で人を驚かせ、次には大真面目で爆発的なエネルギーを持つ・・・等、多彩な表情を湛えた人間臭い彼らの演奏のスタイルもまたベートーヴェンの音楽的特徴と魅力を伝えるものです。そんなウィーンの佳き伝統の上に、現代的知性と、シャープにして繊細な感性を加えたフェルナーの演奏は、ベートーヴェンにまとわりついた様々な手垢をいったん削ぎ落とし、改めてこの32曲の傑作の偉大さとその面白さを、現代に再現してくれることでしょう。

ウィーンにおけるフェルナーの人気は、ムジークフェラインでのリサイタルが毎回満員になるほどのもの。このシリーズが終わるころには、現代のこの卓越したピアニストの知名度と人気が、東京および日本でもウィーン同様になることでしょう。

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