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ティル・フェルナー/シューマン プロジェクト

T.フェルナー
Till Fellner
©大窪道治
2016年2月16日(火) 19:00 I ソロ
2016年2月18日(木) 19:00 II with マーク・パドモア
2007年の日本初リサイタル以来トッパンホールが丁寧に、その静かながら強く揺ぎない音楽的な歩みを追う、ウィーンのピアニスト、ティル・フェルナー。7度の来日を重ねて完結したベートーヴェン・ソナタ全曲ツィクルス、パドモアとのシューベルト三大歌曲集は、いずれも他のアーティスト、他のホールでは聴くことができない独自の世界観と聴後の味わいを残し、しばらくぶりとなった2014年11月のリサイタルでは、音楽をみつめる真摯な眼差しと清潔な音はそのままに、ひとまわりもふたまわりも大きく成長した姿を聴かせて、音楽家としての強く確かな印象を改めて聴き手に与えました。

2015/16シーズンでは「シューマン プロジェクト」と題し、ベートーヴェンとシューマンの関係を軸にした2つのプログラムを展開します。シューマンに非常に深くこだわるフェルナーが、シューマンのまなざしから投影されたベートーヴェンをどう弾くのかは、実に興味深いところ。演奏とは、作品を読み解き現代に提示する試みである、という当たりまえの真実とその重さに、今回も改めて気づかされることでしょう。