トップページ > アーカイヴ > インタビュー > Vol10. 林 正子&曽根麻矢子&大萩康司 インタビュー

アーティストボイス

テーマはスペイン! 光と影で織り上げる、トッパンホールのクリスマス アーティストから皆さまへ

林 正子

林 正子

(ソプラノ)
Masako HAYASHI

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飛行機で、フランスからピレネー山脈を越えてスペインに入った途端、大地の色がパッと変わるので、「ああ、スペインに来たんだな」とすぐに実感します。「ピレネーを越えると、そこはアフリカだった」というのは大袈裟だとしても、目の前に広がる大地から、なにか沸き立つ生命力のようなものを感じてしまうのです。毎回その光景に圧倒されるうちに、気がつくと、その地で生まれ、愛されてきた音楽に、とても興味を掻き立てられている自分がいました。「クリスマスにスペイン音楽?」とお思いの方もいらっしゃるかもしれません。いいえ、いいのです。1年のうちで最も人が行き交う季節…。忙しいこの時期だからこそ、ラテンな音楽で人と会する時間を楽しんでいただけたらと思います。
曽根麻矢子

曽根麻矢子

(チェンバロ)
Mayako SONE

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チェンバロのレパートリーにはスカルラッテイのソナタが必ず入ります。このソナタの中に「スペイン」を感じたのはいつだったでしょう。同時代のソレールの作品と比べたりしているうちに、いつの間にか、はまってしまったフラメンコ。そのリズムを知りたくて、ダンスのクラスに通い始めたり、スペイン人とセッションを組んでみたり…。何かのきっかけで新しい世界が発見できるのは楽しいものです。フランスに住んでいたせいでより強く感じるのかもしれませんが、スペインには「熱い」イメージがあります。太陽も、人も。今度のクリスマス、何かハートがあったかくなるようなものを皆さまにお届けできるといいなと思います。そして1年後、「去年のクリスマスは素敵なコンサートにでかけたな」と思い出してもらえるようなものになったら、とても嬉しいです。
大萩康司
©Victor Entertainment, Inc.

大萩康司

(ギター)
Yasuji OHAGI

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ひょうたん形をし、16世紀に生まれたご先祖様のビウエラという楽器の時代から、クラシックギターは500年近くもスペインと長いつながりを持っています。現在のクラシックギターの形になったのは、ここ100年ほど前からのこと…といったお話は、クリスマスに行われるコンサートとしては余談ではありますが、今回は、歌、チェンバロとギターという、なかなかありそうでない組み合わせでの初共演。その嬉しくも小さな驚きを、個人的には喜怒哀楽を心からダイレクトに表現できるイメージを持つ「ラテン」と呼ばれる国々で生まれたクラシック音楽を通し、伝えられればいいなと思います。また、このコンサートで過ごす数時間が皆様にとって良い思い出になれば、幸いです。
〈トッパンホール クリスマスコンサート〉
林 正子+曽根麻矢子+大萩康司のクリスマス −スペインに集う
2003年12月23日(火・祝日)15:00
林 正子(ソプラノ) / 曽根麻矢子(チェンバロ) / 大萩康司(ギター)

■一般 6,000円 / 学生 3,000円 / ペア券 10,000円