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TOPPAN HALL Official Blog

2009年6月アーカイブ

お坊SUMMER

2009年6月29日 月曜日 蛍子 | | ホールよもやま話

こんにちは。蒸し暑い日が続き、夏に弱い蛍子は早くも夏バテ気味。

そんな私に救いの手、癒しの声。

MAGIさんが速報を届けてくれた高野山金剛流御詠歌公演 「曼荼羅の響」が6月26日に行われました。昨年に引き続きトッパンホールでは2回目の開催ですが、皆さんはもう長く演奏活動をされていて、日本国内のみならず海外でも演奏の機会があるとのこと、過去にはあのカーネギーホールでも演奏をされたのだそうです!その際に「お坊さんが歌う日本のヒーリングミュージック」と称されたようですが、正しく癒しの時間となりました。

 

当日は朝から団員の方たちが、準備にリハーサルにと忙しくホール内を動かれていたのですが、当然皆さんお坊さん(「僧侶の方」っていうよりこの方がイメージが伝わるかと...)。明らかにいつものトッパンホールの風景とは異なっているわけで、とても新鮮。MAGIさんが書かれていた通り、ホールスタッフも興味津々、癒しを求めて?ひとり、ふたりとホールに集まってくるといった状況でした。演奏の素晴らしさはもちろんのことですが、通路でふとすれ違う時にも皆さんよく通る声と笑顔で「こんにちは!」「お疲れさまです!」と本当に爽やかなのです。何ともいえぬ「陽」のオーラが漂っていることに蛍子は感動しました。

 

リハーサル1.jpgリハーサル2.jpg

写真は、リハーサルの様子。

 

本番は、蛍子も事前に購入したチケットを握り締め客席へ。

ステージ中央に吊り下げられた曼荼羅と、いつものコンサートでは見られない照明の演出がトッパンホールの木の空間とともに不思議な雰囲気を醸し出し、そこに次々に登場されるお坊さん総勢20数名。日ごろの詠唱や読経で鍛えられたお坊さんたちの声は重厚感と繊細さをあわせもっていて、心に沁み入りました。団の指導者でもある下村聖登さんの独唱「玉川」、最後の四部合唱「金剛」が特に印象的だったのと、今回は舞台上手奥にパーカッションも登場し、御詠歌の世界と絶妙に溶け合っていて、これもまた新鮮でした。

 

さらに蛍子が釘付けだったのが「所作」。鈴鉦(れいしょう)を置くなどの演奏前後の皆さんの動き=所作の美しさ!事務所に戻ってペンと紙コップで真似してみたのはここだけの話。もっと予習してから客席に着けばさらに楽しめたのにと、今ごろになって「ごえいかQ&A」というハンドブックを熟読しております。。。 

 

客席には蛍子のような初心者に加え、ご自身も御詠歌を習っているというお客さまもたくさんいらしたようで、演奏にあわせて膝を手で軽く叩きながら、首を少し動かしながら、ある意味「ノリノリ」で聴いていらっしゃる姿も目にしました。そう、御詠歌は癒しの音楽であると同時に、日本人の魂の叫び!「ソウルミュージック」でもあったのです。 

 

終演後のひととき。ステージ上で演奏されたご感想を伺ってみたところ、口々に「気持ちよかった!」という言葉をいただき、蛍子もとても嬉しかったです。また是非次回もトッパンホールで癒しの世界を繰り広げていただけたらと願いつつ、私も次回は「ノリノリ」で楽しめるようにハンドブックをさらに熟読したいと思います。

ホールスタッフの熱い視線が注がれる、お坊さんフェスティバル!

2009年6月26日 金曜日 MAGI Casper | | ホールよもやま話

こんにちは。MAGIです。
いやー、今日も暑かったですね。
最高気温32度・・・とろけちゃいます。。。
みなさま、熱中症には気をつけましょうね。

 

外の気温も熱かったですが、それに勝るとも劣らず、ホールスタッフの熱い注目を浴びているのが、本日の公演、高野山金剛流御詠歌公演 「曼荼羅の響」です。
元ブログ担当のうさうささんの熱いプレゼン(?)が効いたのか、スタッフ一同興味津々で、リハーサルに顔を出していました。

やはりお坊さんの声にはヒーリング効果があるのでしょうか。

皆、どこかスッキリした顔をして戻ってきました。

もしかしたら、この後、蛍子さんorボンジュールさんが感想をブログに載せてくれるかも!?

 

さて、皆が癒されている中、MAGIはといいますと・・・
汗だくになりながら、トッパンホールのご近所、文京シビックまでおつかいに行っていました。トホホ・・・

「1Q84」と「存在の耐えられない軽さ」とトッパンホール

2009年6月19日 金曜日 Frisky | |

村上春樹さんの最新刊「1Q84」。

本の売れ行きに比例するかのように、物語の冒頭からたびたび登場するヤナーチェクの《シンフォニエッタ》が入ったCDが、売り切れ続出なのだとか。

 

ヤナーチェクの音楽が全編に・・・といえば、ひと昔前のニュースなら、1988年の映画「存在の耐えられない軽さ」を思い出す人が多いのではないでしょうか。

この映画は、68年に起こったチェコスロヴァキアの動乱「プラハの春」の局面下に生きた男女の人生を描いたものですが、全編にヤナーチェクのピアノ曲や室内楽曲が流れます。

若かりし頃のダニエル・デイ=ルイスやジュリエット・ビノシュらの名演にもぐっときますが、シーンごとに流れるヤナーチェクの音楽が、出口の見えない閉塞感や体制に反抗する人々の姿と相まって、印象的に心に残ります。

 

プラハが舞台であるのもさることながら、原作者のミラン・クンデラもヤナーチェクと同じブルノ生まれで、アメリカ映画であることを忘れるくらい、当時のチェコの様子をどっぷり、こてこてに楽しめます。(ちなみに、原作の小説は"恋愛哲学小説"とも称されるくらいヘビー級。チャレンジしてみたい方には、こちらもお勧めですよ。)

 

ヤナーチェクが、このように映画や小説のストーリーに取り入れられ、強い存在感を放つのはなぜなのか・・・。ヤナーチェクの魅力とは、他ジャンルの芸術家さえ虜にするくらい、恐ろしく大きいのではないかと実感するFriskyです。

過去の小説でも、クラシックの作曲家や作品名に触れてきた村上春樹さんが、今回なぜヤナーチェクを選んだのか。物語と音楽は、言葉では書かれていない部分で確かに繋がっているように思います。村上ファンの人にとっては、この機会にヤナーチェクの音楽や同様にヤナーチェクを使った映画に触れることから、隠された行間が見えてくるかもしれませんね。 

 

そして、春樹ブームにのっているわけではありませんが、トッパンホールでは、今月30日にチェコの新星「パヴェル・ハース・クァルテット」が登場!

 

プログラムは、ヤナーチェク、パヴェル・ハース(ヤナーチェクと同郷)、ドヴォルジャークの3作品をそろえ、映画に負けないくらい(?)チェコづくしです。演奏されるヤナーチェクの弦楽四重奏曲第1番《クロイツェル・ソナタ》は、この作曲家の傑出した室内楽作品。もちろん、映画「存在の・・・」にも使われていますが、話題の《シンフォニエッタ》にも通じる、ヤナーチェク独特の音楽を耳で感じるにはもってこいの作品です。ぜひ、お聴きのがしなく。

 

>>パヴェル・ハース・クァルテットの公演詳細はコチラ

>>チェリスト、ペテル・ヤルシェクのインタビューはコチラ

若人よ、双葉を開け

2009年6月17日 水曜日 ボンジュール小石川 | | ホールよもやま話

じゃん。

ポット.jpg

双葉を開く、若人たち。

 

ミントとレモンバーム、だそうです。

 

どっちがどっちやら、現段階ではさっぱり見分けがつきませんが、こびとさんのように賑やかに、どんどんどんどん発芽してきました。

 

彼ら(彼女ら?)の存在が、最近のボンジュールの心の支え。朝な夕な、じっと彼ら(彼女ら?)と向き合って、しばらくお話するのが日課です。

 

自他ともに認める健康オタクでマッサージ師の友人は、自宅で育てたミントとレモンバームをペットボトルにガンガン投入、そののち水道水をドバドバ加えて、自信満々のドラえもんのごとく

 

「じかせいみんとすいー」

 

と4次元ポケットならぬリュックサックから取り出して飲んでいましたが、ちょびっとわけていただいたところそれが案外おいしくて、この子たちにも早くソコまで育って欲しいと、念力を送る毎日です。

 

俺製ミントウォーター。

 

なんて素敵な響きでしょう。

 

はやく大きくなりますように♪

 

そしてそして、先日、プレスのみなさまをお招きして開催した会見に登場し、素敵な演奏を聴かせてくれたふたりの〈エスポワール〉。

ハープの篠崎和子さん。

篠崎さん.jpg

 

ヴァイオリンの日下紗矢子さん。

日下さん.jpg

 

類まれな実力と、音楽へのあふれんばかりの情熱を同じくするふたりの俊英もきっと、トッパンホールで大輪の花を咲かせてくれることでしょう。

次々と葉を広げ、輝きを増していく美しい音楽家の挑戦、みなさまもあたたかく見守ってくださいね。

ランチタイムコンサートin芸劇 に行ってきました♪

2009年6月12日 金曜日 マダムK | | ホールよもやま話

みなさまこんにちは、マダムKです。

 

昨日、6月11日に、東京 池袋にある東京芸術劇場へランチタイムコンサートを聴きに行ってきました。

芸術劇場のランチタイムコンサートは、パイプオルガンによる30分の無料公演です。芸術劇場のパイプオルガンといえば、約9,000本のパイプから成り、世界最大級の規模を誇ることで有名。また、背中合わせにオルガンが2つ作られていて、演奏曲のスタイルに合わせてオルガンを選べるそうです。(→一方はルネッサンス様式とバロック様式の2台のオルガン、もう一方はフランス古典期と19世紀フランス・ロマン派を中心に20世紀の音楽にも対応できるオルガン)。この2つのオルガンは、コンピュータ作動により回転する仕組みになっているのだとか...。

 

さぁ、開演です!!

聴いた曲は、以下3曲。

1.J.P.スウェーリンク:半音階的ファンタジア [ルネッサンスタイプオルガン使用]

2.J.S.バッハ(M.ルコント編曲):アリア「満ち足りた安らぎ、うれしい魂の喜びよ」 [バロックタイプオルガン使用]

3.C.トゥルヌミール:コラール即興曲「過ぎ越しのいけにえ」 [モダンタイプオルガン]

 

おっと!! 3曲目の前に、オルガンの回転がありました。回転時間、約3分!! その間、じっと見つめる周囲のお客さまから「おっぉぉぉー」と感嘆する心の声が聞こえたような気が...。

 

実は、3曲すべて初めて聴いた曲目でしたが、?が気に入りました。とはいっても、個人的にバッハ好きだからなのかもしれませんが。

 

という訳で、30分のわずかな時間でしたがパイプオルガンの音色に包まれ、エネルギーを与えてもらったマダムでした。

 

ランチタイムコンサート繋がりで、最後に一つだけインフォメーション!!

トッパンホールでもランチタイムコンサートを隔月に1回開催しています。

毎回、有望な若手アーティストが出演する質の高いコンサートと評判をいただいているだけあって、ほぼ満席に近い状態となる大人気のコンサートです。

6月のランチタイムコンサートは10日に終了してしまったので、次回以降のスケジュールは、下記にてご確認ください。8月の公演の整理券受付はすでに終了していますが、当日の整理番号札でも、お席の余裕を見ながらご案内できますので、ご興味のある方はチケットセンターにお問い合わせくださいね。

 

>>トッパンホール主催公演のスケジュールはコチラ

トッパンホールを探せ! in タワレコ渋谷

2009年6月 5日 金曜日 MAGI Casper | | お知らせ

6月に入ってから、なんだがスッキリしない天気が続いていますね。
週末は残念ながら雨模様・・・そろそろ梅雨入りでしょうか。。。

 

ところで、みなさんにお知らせです。
6/3からタワーレコード渋谷店のクラシックフロアにて、次の3公演のPOPを掲出しています!

 

10/1(木) ヴァレリー・アファナシエフ(ピアノ)

10/10(土) ティル・フェルナー(ピアノ)

10/23(金) ピーター・ウィスペルウェイ(チェロ)

 

ご来店の際は、フロアをひと回りして探してみてください。
アファナシエフはCD試聴もできるようです。
また、チラシも置いてありますので、ぜひ公演のほうへも足をお運びください!

備えあれば憂いなし

2009年6月 1日 月曜日 蛍子 | | ホールよもやま話

こんにちは、蛍子です。

 

新型インフルエンザの感染拡大もひと段落といったところでしょうか?先日のFriskyさんのブログにもあった通り、皆さまが聴きに来てくださるコンサートホールでお仕事をしている以上、蛍子自身が感染してしまうことは許されない!と、可能な限りの予防を自分なりにコツコツと今も続けています。

 

遡ること10日程前。

 

関西での感染拡大が報道されるなか、東京でも感染が確認されたことを受け、トッパンホールでもスタッフは全員マスクを着用することとなりました。そのまさに当日、蛍子は公演担当者としてホールに立ち会っていました。レセプショ二ストも当然、制服の一部であるかのように全員がマスクを着けてお客さまをお迎えしたのですが...その日の公演を終えて、マスク着用での業務がいかにハードかということをレセプショニストとともに実感いたしました。

 

まず「話す」ことが困難。

沢山のお客さまをお迎えするのに、私たちが普段どれだけお客さまと「会話」をしているのか改めて認識。

 

次に「表情」が見えない!

顔の半分以上がマスクで覆われ、見えているのはほぼ「目」だけ。一生懸命「目」で「熱烈歓迎」の想いを訴えてみましたがやはり何となくいつもより無表情軍団に見えたのではと...。

 

そして最後に「呼吸」も若干困難...。

いえ、普通に生活する分には、問題ないと思うのですが、実はホールの中でスタッフは階段の昇り降り含めくるくると動き回っているのです。さらに、結構力仕事もあったりで(レセプショニストはああ見えて?かなりの力持ちです)。マスクを着用して、この一連の仕事をしていると「息があがってゼェーゼェー(汗)」な状態に陥っていたスタッフもいたようです。ご希望のお客さまにお渡しする分も含め、まとまった数のマスクを用意できたことにほっとすると同時に、マスク着用を通じて接客における「言葉」「表情」の大切さを痛感。そして何より、お客さま、演奏者、スタッフ、皆が健康で、コンサートの時間を共有できることの幸せを感じた、そんな5月の出来事でした。

 

今日から6月。インフルエンザ感染拡大も落ち着きつつあるため「全員マスク体制」は一旦解除。でも今回様々な「備え」について確認できたことは貴重な機会でした。

 

ちなみに。

 

トッパンホールで使用していたのは「笹マスク」という製品。クマザサの香りがする、うっすらグリーンのこの笹マスク。木のぬくもりいっぱいのトッパンホールの空間になぜだか妙に馴染んでいたのでした...。

※笹マスク:天然クマザサ抽出エキスを使用した抗ウイルス・抗菌マスク(凸版印刷の関連会社、東洋インキ製造株式会社の製品です)

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