今ひとつ心の盛り上がりを感じないまま、14日のヴァレンタインDayが近づいています。
実は、2010年の2月14日は旧暦でいう正月。
今年のFriskyは、ヴァレンタインよりも旧正月の祝いの準備に心がときめいていますけど。
さて、、、。
7日に開催したトークイベント「時代を越えて蘇る《J.S.バッハのメッセージ》」の様子は、ボンジュールさんの先のブログで報告されているとおりですが、今回は「バッハの楽譜を古文書学的に研究するって、どんなことをするんだろう・・・」といった私たちの疑問&関心をテーマに、小林義武さんに事細かに解説していただきました。
Friskyの知人にも浮世絵を研究している人がいるのですが、ひとつの作品を芸術的なアプローチではなく、資料としての視点で研究・解明していく様子を聞いたことがあります。
「なんて細かい作業なんだ・・・」と驚いたものですが、のちに鑑賞する際、Friskyの歴史探究心を広げ、作品への愛着が一層深まるきっかになりました。
古文書学的楽譜研究の対象物には、「筆跡」はもちろん、「紙」「ペン」「インク」「ラストラール(五線を引く為の道具)」「その他(ナイフ、定規、鉛筆等)」があげられるそうで、それらの一つ一つを細かく調べることによって、作曲や印刷の推定時期などをわりだしていくんだそうです。
お話を聞けば聞くほど、これからトッパンホールで開催していくバッハ・プログラムのコンサートへの楽しみも増すばかり。
ご参加いただいた皆さまにも、そう感じていただけたら嬉しいです。
加えて、印刷技法や紙漉きの歴史、インクの原材料や、それが原因で楽譜が酸化し消失していく現状などを知れば知るほど、ヨーロッパにおける印刷技術の発展とそれに大きく影響されてきた楽譜事情との関連性を感じずにはいられません!
(この日の会場が、印刷博物館だったのも運命的★)
そして、、、(感想が盛りだくさんでスミマセン)。
活版印刷の普及はヨーロッパが起点になるわけですが、今回Friskyが密かに実感したのは、アジア(日本)の文明力の素晴らしさでもあります。紙・墨の文化は、1000年以上経過しても劣化することのない誇るべき技!(大切にしたいな?)