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おひとりさま専用劇場

2010年5月21日 金曜日 蛍子 | | ホールよもやま話

こんにちは、蛍子です。

昨日までの雨があがり、爽やか!と思いきや・・・

暑すぎやしませんか?!今日。「東京の予想最高気温29℃」という驚きの数値を見て暑さに弱い蛍子は朝からフリーズ、、暑いのにフリーズしてしまいました。

 

先日テレビを見ていたら、ブロードウェイの劇場街に出現した小さな劇場の話題が。

ONE FOR ONEだったかな、要は「おひとりさま専用劇場」。その小ささは、まさに「箱」です。街で見かける「照明写真をとるカーテンのついたボックス」みたいな風情。期間限定ですが、無料そして1公演あたりの上演時間は5分なのだそうです。内容は様々で(スペースの都合もあって演者もやはりひとりなのですが)、ストレートプレイあり、楽器演奏あり、朗読あり。照明やら色々な作業については箱の外にある操作卓で、箱内の様子をモニターで見ながらオペレーターが操作していました。だから箱の中は正に2人きり。

 

実際に体験した人々は「距離が近くて、スゴイ迫力だった」、「目と目があってドキドキした」、「息遣いのひとつひとつが伝わってきてとても引きつけられた」など評判は上々。企画した人物は「劇場における演者と観客の関係性というものに興味があって、この『ひとり劇場』の発想に至った」とか。

 

劇場やコンサートホールで「ライヴ」を楽しむ人が以前よりずっと増えてきたなか、楽しみ方は十人十色。友人との待ち合わせ、普段着ではない装い、その日のプログラムやアーティストに関するおしゃべり等、「少し華やいだ場所にお出かけする」その行為自体が楽しかったり、劇場やコンサートホールの空間に広がる雰囲気が心地良いなと思えたり。上演中も、耳で楽しむ、目で楽しむ、自分自身のことと重ねて楽しむ、全く関係ないことに思いが及んで何か発見したり気づいたりする、色々な楽しみ方がありますよね。ただその楽しみ方は色々だったとしても、「その場にいなければ得られなかった」という体験が必ずあるのだと思います。映画やCDでは得られない何かを感じてこそのライヴ、そう思っていらっしゃる方も多いに違いありません。

アーティスト側もきっと同じくステージ上で感じとるものがたくさんあるからこそ、客席からの想い・熱がその日のパフォーマンスに与える力は絶大。舞台と客席の距離がとても近い、でもそのこと以上に、アーティストとお客さまのキャッチボールによってトッパンホールにはいつも濃密な時間が流れているのです。

 

さて、今夜はどんな時間が待っているのか?ただいまホールでは調律、そして本番に向けてのリハーサルが行われているところ。武久源造さんがジルバーマン・ピアノで紡ぎ出す世界、本当に楽しみです。

 

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