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春、花に思う・・・

2012年3月 1日 木曜日 春 | | ホールよもやま話

フラワーアレンジメントのお教室に行ってきました。

西洋風とはいえ、生け花と同じく、奥が深い創作アートの世界でした。

 

受講したのは、生花(せいか)ではなく、プリザーブドフラワーというものが花材の会でした。

プリザーブドフラワーとは???

本物のお花のその姿を維持したまま、専用の溶剤などを用いて長期(条件が良ければ十数年?)保存・鑑賞できるように加工されたもの。ドライフラワーとは異なり、生花(せいか)と比べても遜色のない、形状、柔らかさ、そして華やかさがあります。中には、染料で着色されたものもあるそうです。

今回使用した素材は次の通り。

 

  花1縮小.JPG 

左から、

      ポットとシサル麻

      バラの葉3点

      ローズ(黄色)

      ローズ(ピスタチオ色)

      綿の実

      ウッディスライス

      プチダリア

      ローズ(ラベンダー色)

      アジサイ(緑3点、白3点)

      ラタボール

      ワイヤープランツ

 

花も葉も、プリザーブドとなっている素材は、首から上だけ。花器に刺すためには丈夫な茎が必要です。花の首の辺りに、針金をそっと通し、茎の形状にまとめてから、包み隠すように緑色の粘着紙テープをムラなく巻きつけ、人工茎を作ります。針金には太さと技法が幾種類あり、花の形状によって使い分けます。テープを巻くのも、滑らかにするためのコツがあります。

この作業は、やわらかい花と硬い針金の組み合わせ。壊さずに美しく作るためには。指先のワザと、途切れない集中力が要されます。これだけそろえるのに、ざっくり1時間以上かかりました。

素材が揃うと、いよいよ、飾り付けです。美しくてカッコいい作品にするために気合いが入るところ。しかし、ここにもいくらかの作法があります。メインになる花、メインを際立たせるもの、全体のバランスを整えるもの、それぞれに役割をあたえ、その能力を最大に引き出すように工夫します。花は少しの違いで表情が変わるので、2、3度回転させてみたり、数ミリ傾げたりして、ベストポジションを探します。縦横高さそれぞれ20センチ位の小さな世界ですが、数ミリの違いが全体像に大きな影響を与えます。納得いくまで、いろいろ試していると時間を忘れてしまいます。ここで先生から心に染み入る一言をいただきました。

 

「全体像をしっかりさせるためには、個々のパーツが丁寧にきちんと作られていなければなりません・・・」

 

初めの人工茎の工程など、やや退屈な作業もありますが、手抜きをしていては、飾りつけ時に影響が出てしまうということ・・・。ナルホド。

 

これって、人生の教訓かも!?

 

仕事も然り。

細部の少しの違いが全体像に影響を及ぼすことがあります。表面に現れる部分を立派に(華やかに?)見せるためには、裏側の見えない部分もきちんと仕上げることが大切ということ。しっかりした基礎、変化に対応できる柔軟性、などなど持ち合わせていなければならないのです。

そして、トッパンホールも然り。

表に見える活動も、そうでない部分も、日々磨きをかけながら精進!

フラワーアレンジメントをしながら、シミジミと人生を感じたひとときでした。

そして、完成した作品です。

花2縮小.JPG 花3縮小.JPGおつかれさまでした。

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