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2013年7月アーカイブ

優雅な午後のひととき

2013年7月23日 火曜日 マダムK | | ホールよもやま話

こんにちは、マダムKです。
先日、ちょっと贅沢な午後のひとときを過ごしてまいりました。

それは・・・
帝国ホテルの本館17階にあるラウンジにて、
本格英国式アフタヌーンティーを楽しんでまいりましたの。

窓際の席で日比谷公園の緑を眺めながら、それはもう優雅な優雅なティータイム。
とても幸せな時間でした。

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一番下の段には、フォカッチャ・キッシュ・ロールサンドの軽食。
中段には、スコーン。
そして一番上の段には、デザート類。

そもそも、アフタヌーンティーとは、イギリスの公爵夫人が"女性の社交の場"として、上質な紅茶とともに軽食やお菓子で会話を楽しむために催したことが始まり。
本格的に学ぶのであれば、その歴史に始まり、マナー、アフタヌーンティーを開くときの心得、代表的なメニューやセッティング等たくさんあります。
マダムは、まだまだ知識が豊富なわけではありませんが、いつかは自宅でアフタヌーンティーを開催できるようになりたいという密かな野望を持っております。
ホールスタッフや友人を招いて優雅な時間を過ごす――
いつかそんな日が来ることを願って・・・

では、夏の暑さが厳しくなりますが、皆さまお体ご自愛くださいませ。

トッパンホールのチラシが誕生するまで

2013年7月19日 金曜日 ボンジュール小石川 | | アーティスト情報

わたしたちが日頃よく目にする「チラシ」。

あらためて、「チ」「ラ」「シ」と発音してみると、なんだか不思議な語感ですネ。

あらゆる分野でペーパーレス化が進む現代にあっても、まいにちたくさんのチラシが作成され、配布され、わたしたちの手元を次々と通過しては、じっくりと読まれたり、あるいは読まれることなく捨てられたり、台所の隅にストックされて白菜をくるむのに再利用されたり(それは新聞か?)、裏紙が買い物メモに華麗なる変身をとげたりしているわけですが、仮に読み手のもとを2秒で通過してゴミ箱に直行してしまったチラシにも、作り手が抱く「想い」が、熱く、熱く、ときには暑く、暑苦しいまでに熱く、こめられているものです。

チラシにこめる「想い」は、アートの世界でも同じ。
映画でも、美術展でも、演劇でも、そしてもちろんコンサートでも、ひとりでも多くのお客さまに足を運んでいただきたいと願うアーティストと主催者にとって、チラシは本当に大切なコミュニケーションツール。それだけに、それぞれに工夫を凝らしながら、「だいたいA4縦」という暗黙のルールに従ったり少しだけ抗ったりしながら、「より手にしてもらえるチラシづくり」に日々励んでいるわけです。

トッパンホール主催公演の場合、チケット発売日の2ヶ月前くらいからチラシの制作がスタートします。わたしたちスタッフが絶大な信頼を寄せているデザインディレクターのHさんをまじえ、あぁでもないこぅでもないと議論をたたかわせながら方向性を決め、幾度も手直しを加えながらひとつの「作品」へと仕上げていきます。紙面のデザインもさることながら、掲載すべき情報の正確性に気を配ったり、裏面のコピーを考えたりと、油断を許さない緊迫した局面(おおげさ)をいくつも潜り抜け、ようやくチラシは完成です。

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手前味噌ではございますが、トッパンホール主催公演のチラシは、アーティストのみなさんには軒並み高い評価をいただいております(えへへ)
6月に来日したユジャ・ワン(ピアノ)は、刷り上ったばかりのゴーティエ・カプソン(チェロ)とのデュオのチラシをとても気に入ってくれた様子。
証拠写真がこちら↓
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鮮やかなピンクと、型にはまらないおふたりのポートレートの雰囲気とがマッチした、勢いのあるチラシとスタッフ一同自画自賛(笑)。このチラシの効果もあったのか(?)ワン&カプソン公演は、早々に売り切れとなりました・・・。

そして、今週、7/14にリサイタルを終えたばかりの永野英樹さんと、おなじみ金子三勇士さんにホールにお越しいただいて、おふたりが《春の祭典》の2台ピアノ版で共演する来年1月のニューイヤーコンサートのチラシのための写真を、撮影させていただきました。
通常、アーティストご自身がオフィシャルで用意している写真か、トッパンホールでの過去の演奏風景からチョイスした写真でチラシを作成することが多い中、永野さんの帰国のタイミングにあわせて、ワガママにも新撮させていただくことに!

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和気藹々とした雰囲気の中、とてもクールな素敵な写真が撮れました☆
できばえは、9月に完成するチラシで、みなさんの目でお確かめくださいネ♪

異文化体験 その3―「波にのる」おまわりさん

2013年7月 8日 月曜日 春 | | ホールよもやま話

渋谷の交差点で熱狂する群集を、軽妙なアナウンスで警備誘導した警察官が、にわかに注目されました。群集を力ずくでコントロールするのでなく、心をつかみ協力を促すという手法が、珍しかったということでしょうか。

このニュースで、少し似た話を思い出しました。

 

それは、ローリング・ストーンズのワールドツアー・コンサート。

遠い昔のウェンブリー・スタジアムでのことです。ロンドン郊外にあるこのスタジアムはサッカーの聖地として知られていますが、コンサートもしばしば開催されています。運よくチケットを手にした私は、嬉々として早くから会場に臨みました。夕暮れ前にスタジアムに入り、前座をいくつか楽しんだ後、陽が傾いたころにストーンズのステージが始まり、ぐっと盛り上がる終盤にはすっかり日没...、という天空の景色も堪能できる、極上のコンサートでした。

 

ちなみに、それは現在の巨大スタジアムに改装される前の旧スタジアム。旧とはいえ1948年のロンドン・オリンピック競技場でもあったほど、充分広いスタジアムでした(しかも、石造りで趣きありました)。観客席に放射状に広がるすべての通路にはそれぞれ十数人の警官グループがいて、満員の観客と向き合っていました。

ストーンズだって、当時は、もうすでに大御所。相変わらずワルではあるけれど、キケンな香りは全盛期の頃に比べれば...。とはいえ、まだまだしっかりした警備が必要だということなのでしょうか。

 

前座が終わって、メインのステージが始まる前のことです。さあ、始まるぞーと、スタジアムの空気が盛り上がってきます。客席にはどこからとなく、ウェーブが起きます。向かい側の客席のウェーブが、スタジアムをぐるっと廻って徐々に近づいてくるのを、今か今かと待つのはワクワクする瞬間です。ウェーブは、主役の登場を待つ間、スタジアムを何周もします。

 

そこで、気がついてしまいました!

ウェーブがやって来ると、どのグループのおまわりさんも一斉に両手を上げウェーブに参加するのです。それも、完璧なタイミングで高々と!(...一介の日本人である私には、驚愕の光景でした。)

が、周囲の観客はそんなことに構わずウェーブに興じています。そして、会場が一体となったその時、スタート・ミー・アップなのでした。

「波にのる」ことができ、威圧的でないおまわりさんたちのおかげでしょうか。観客はお行儀良く(?)暴れ、踊り、コンサートはぐいぐい盛り上って行きました。

 

そして、もちろんですが、ワールドツアー・コンサートは何のトラブルもなく平和裏に終わりました。

あー、楽しかった!イギリスのおまわりさんたちのフトコロの深さを垣間見たような、心温まる一日でした。

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