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異文化体験 その4―消える人

2013年8月22日 木曜日 春 | | ホールよもやま話

夏休みを海外で過ごすというと、楽しいことばかり想像しがちですが、こんなトホホな経験もあります。

 

乗っていた飛行機が「ガス欠」・・・(!!!)

 

えっと、もう少し正確に言い直しますと・・・こんな感じです。

乗っていた飛行機が、飛行中、当初の試算に反し、目的地に到着する前に燃料が尽きてしまうであろうと、パイロットが予測判断したため、目的地よりも手前の都市の空港に緊急着陸することになった、です。

ニューヨークから成田へ向かう便でした。たっぷり14時間かかる長距離線。半分過ぎた頃にはすでに、何をしていても退屈で嫌になってきます。それでも何とか気を紛らわし凌いで、そろそろ日本列島へ近づく頃かと思われたそのとき、機長からのアナウンス。

 

「カクカクシカジカで、札幌新千歳空港に緊急着陸することになりました。

 給油してから成田へ向かいます・・・」

 

もうそろそろ、座りっぱなしの姿勢から開放されると思っていたところだったので、がっくりでした。

 

また、運悪く、にぎやかな団体客に囲まれた席。緊急着陸が発表されてから、ヤンヤ、ヤンヤの大騒ぎが始まりました。成田で乗り継ぎを予定している人たちにとっては不安でしょう。でも騒いでも何も変わらないのに・・・。静かに時を送りたい私としては、どこかに消えてしまいたい、という心境に陥りました。

そんな中、本当に消えてしまった人々がいたのです。

 

新千歳空港に着陸する前の安全確認を済ますと、客室乗務員の方々はパタリと姿を消してしまいました。空港では、給油のみ。ドアは開けられず、乗客は機内で待機させられました。どれだけ待つのかも知らされないまま、数時間が過ぎました。ようやく、機長からのアナウンス。

 

「給油は終えましたが、成田へ飛ぶ順番がしばらくまわってきません」

 

札幌=東京は、世界でも有数の混雑路線。定期便だけでもパンパカパンなのに、ガス欠便が横入いりする余裕はないと!ガマンも限界ではありましたが、ひたすら待つしか無いのでした。

 

そんな中、客室乗務員はまったく姿を見せませんでした。航空会社の取り決めなのか、たまたまそういうクルーのチームだったのか・・・。事情はいろいろあるでしょうけれど、こういうときこそ、飲み物+飴+笑顔の効果が期待されるのにね。

 

ようやく機体が滑走路へ向かって動き出した時、客室乗務員がやおら姿を現しました。長時間、乗客を放置し、いったいどこに隠れて何をしていたのかは、謎のままです・・・。

念のために言っておきますが、これは日本の航空会社ではありません。ので、プチ異文化体験でした。

かくして、予定の倍近くの時間を要し、飲まず食わずで成田にたどり着いたときは、ヘロヘロ、フラフラ、ホウホウのテイでした。

あー疲れた、でも、無事でよかった!
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