トッパンホールスタッフが最新情報をお届けします!

TOPPAN HALL Official Blog

TOPPAN HALL

2015年2月アーカイブ

ボンジュールのお散歩紀行[小石川編]

2015年2月 6日 金曜日 ボンジュール小石川 | | ホールよもやま話ボンジュール小石川

光陰は矢の如しなどと申しますが、昨今の月日の流れの速さは、むしろ矢のスピードを軽く凌駕して音速に迫っておるのではないかと疑いたくなるほどで、ついこの間までクリスマス色に染まっていたボンジュールの心は、お正月を駆け抜け、恵方巻を飲み込み、早くもお花見色に染まりはじめております。


みなさまいかがお過ごしですか。

(あけましておめでとうございます)


こうやってアタフタと日々を過ごしておりますと、どうしても失われていくのが心の余裕。

心身のバランスを欠いた状態では、よいお仕事もできませんでしょうから、今日も張り切ってお散歩にでかけ、スカっとリフレッシュしてきます(サボっているわけではありません)。


まずは梅の香りが芳しい牛天神さま。

20150206_1.jpg

梅を愛した菅原道真公を祀る天神さまには、やはり梅の花がお似合いです。

20150206_2.jpg

東京で梅が開花してから10日あまり経ちますが、雪模様の寒さが続き、満開まではもうひと息というところ。それでも、甘酸っぱく濃厚な香りがあたり一面艶やかに漂い、つかのまアロマテラピー気分を堪能できます。

梅の香りの主成分は、ジャスミンと同じベンジルアセテートということで、そういわれてみれば、清楚な中にも官能的な香りはジャスミンと通じるものがあるかもしれませんね。


(ジャスミンのお花見たこと無いけど)


コロコロとまんまる可愛い、ウグイス色したメジロちゃんたちが、梅の蜜の風味に恍惚となりながら、きゃっきゃウフフきゃっきゃウフフと戯れあう姿を5分ほど無心で眺めましてから、さらに坂をあがって春日通りへ、茗荷谷方向に少しホールのほうに戻りますと、伝通院さまです。

20150206_3.jpg

わたくしのような西国出身の田舎者ですと、つい、「でんつういん」と読んでしまうのですが、こちらは由緒正しきデンズウイン。道路標識にもdenzuinとありますのでお間違いなく。数年前に長らく失われていた山門が再建され、ひろびろと清新な空気で包まれる境内を深呼吸しながら散策しておりますと、ふと、ワタシを呼ぶ声がする。


指が呼ぶ、指が呼んでる声がする、お兄さん、揉みましょう、疲れをとってあげましょう、って。

20150206_4.jpg

徳川家ゆかりの人物や柴田錬三郎先生などとともに、伝通院さまに眠っておられるのが浪越徳治郎さん。世界のSHIATSUの創始者として有名な浪越先生は、小石川で暮らし、そして小石川で亡くなったのですね。

1940年に創設したという指圧の専門学校は、伝通院さまのすぐ目の前。

いまでも、浪越先生がニッコリと微笑んでおられます。

20150206_5.jpg

小石川の地は、かめばかむほど味のでる素敵な散歩スポット。

今日もまた、新しい出会い(浪越先生と)がありました、うふふ。


さて、先生にエアー指圧をしていただいたおかげでだいぶリフレッシュもできました。

事務所に戻ってもうひと仕事、がんばってまいりまーす!

クロークの風景

2015年2月 4日 水曜日 蛍子 | | ホールよもやま話

昨日は節分でしたね。皆さん、豆まきしたり、恵方巻を召し上がったりしたのでしょうか?

ということで今日から立春。暦の上では春。

トッパンホールがありますここ東京・小石川も気持ちのよい快晴でしたが、明日は雪の予報。引き続き、防寒に努めております。やはりコートはまだまだ手放せない・・・。


コンサートホールの中で、一番季節感があるところ、それがクロークです。

夏とはうってかわって、冬場のクロークはコートのお預かりで大盛況。

どこのコンサートホールでもコートを預けるお客さまでごった返します。


その昔、客席数2000程度のホールでお仕事をしていたこともある蛍子ですが、

やはり気合を入れなくてはいけないのは終演後。お客さまにいかに早く、正しく、

笑顔でお返しできるかを常に研究しておりました。


トッパンホールは比較的客席数は少ないホールですが、それでもやはり終演後の混雑は同じ。預かり件数や、サイン会の有無などでも違ってきますが、長くお待たせしても10分前後でお返しができるよう、そのための準備や工夫に日々努めております。

番号順に綺麗に並べるのは当たり前、ちょっと重いもの、変わった形のものなど特に気をつけなくてはいけないお荷物は少し離して預かったり、ポストイット(終わったものから外していきます。これは必需品!)にメモをしてみたり、メンバー全員が荷物の状況を把握するべく、終演までに整理して情報共有します。


ホワイエで皆さまのお見送りをしていると、列でお待ちのお客さまから「あなたも手伝ったらいいのでは?」という視線をいただくこともあるのですが、クローク内の人数も多ければよいというものでもなく適正な人数があります。なぜなら笑顔の裏で、お返し時のクローク内はかなりヒートアップ(素人さんが入ったら怪我をします。笑)。「通りまーす!通りまーす!」と声を掛け合いながら、時に大量の荷物とコートを両手に抱え、ぶつかったりしてお荷物に事故がないよう、丁寧かつ素早い動きが求められるわけです。


あまりの混雑に、皆が額に汗を光らせ髪をふり乱しながらも、笑顔で対応しているとお客さまが一際優しい視線を投げかけてくださることも・・・(個人的には、笑われたこともありましたっけ・・・白鳥のように水の中では足をパタパタさせても、美しく対応しなくてはと反省した次第でした)。


ユニークなお預かり品や、珍事件などクロークはエピソードの宝庫。

た何かの機会にご紹介できればと思います。


ちなみに別のホールでお仕事をしていた頃の話。第九ばかりが演奏される年末はまさしく時間との勝負でした。通常のコンサートより短め、休憩もないことが多い上に、預かり件数もかなり多いため、整理・引き継ぎが追いつかず必死。結果、第4楽章は私たちを追い詰める・・・いや「急げ!頑張れ!」という激励のテーマと化すのでした。おかげさまで、蛍子は今でもあのフレーズを聴くと・・・ちょっと焦ってしまいます(こういうのも「職業病」というのでしょうか?)。


トッパンホールは小さな音もクリアに耳に届いてしまう空間。そのため持ち込んだお荷物がご自身では気づかない音を発してしまったりすることもあります。そんなわけで、長い傘(傘立の用意があります)や、生もの、生き物等お預かりできないものもありますが、スタッフが責任をもってお預かり・お返ししますので、大きなお荷物や音が出てしまいそうな袋などは、どうぞクロークにお預けになって、ゆっくり演奏をお楽しみください。
Copyright 2002-2017 TOPPAN HALL. All Rights Reserved.