トッパンホールスタッフが最新情報をお届けします!

TOPPAN HALL Official Blog

TOPPAN HALL

ホールよもやま話: 2011年6月アーカイブ

夏の節電対策

2011年6月24日 金曜日 MAGI Casper | | ホールよもやま話

みなさん、こんにちは。MAGIです。

なんだか急激に蒸し暑くなってきたような気がしませんか?

日本の夏・・・というか、関東の夏の嫌いなところ。それは「湿度」。年々、耐えきれなくなってきています。(でも、けっきょくは、なんとか耐えているのだけど・・・)

 

さて、今夏は例年に増して節電対応が必須の年です。

前年比15%削減を目標に、企業も家庭も様々な取り組みが求められています。

トッパンホールもすでに節電対策に取り組んでおり、4月以降の公演では、減光や空調の温度を高めに設定するなどして、お客さまをお迎えしております。減光については気づいた方もいらっしゃると思います。ホワイエや客席内、開演中も演奏に支障がでない程度に減光をしていますので、特に曲間でのご入場の際は足元にお気をつけください。

また、チケットセンターの営業日は月曜日から土曜日ですが、主催公演日とチケット発売日以外の土曜日は臨時休業とさせていただいております。臨時休業日はオフィシャルWEBサイトのトップページ[NEWS]に掲載していますので、こちらからご確認ください。みなさまにはご不便をおかけいたしますが、ご理解とご了承をお願いいたします。

 

と、ホールの節電対策はここまでで、トッパンホールに隣接する、トッパン小石川ビルの節電対策について少し。オフィス内の空調の設定温度を上げるのはもちろんのこと、照明は半灯体制、空調の輪番停止、廊下やロビーなどの共有スペースの減灯、給湯室以外の温水停止、PCのスリープモード設定・・・などなど。節電施策が通達されました。ホールの事務所は小石川ビル内にあるので、もちろんホールスタッフもこのルールに準じているわけです。

照明の半灯は慣れればなんともないのですが、空調の輪番停止(実施は7/1?)は未知の世界。まったくもって想像もつきません。が、今年はクールビズがさらに進化したスーパークールビズ推奨の夏。そして暑さ対策グッズもいろいろと出ています。これらのグッズの活用や涼やかな服装で、暑い夏を乗りきろう!おう!!

ちなみにMAGIの夏グッズに保冷剤が新たに加わりました。毎朝、冷凍庫で凍らせた保冷剤をほてった顔や体に押し当て、熱を下げています。時には頭に乗せ踊ってます♪(←半分ウソ)

 

ところで、6月は衣替え。お客さまをスタッフとともに笑顔でお迎えしている、レセプショニストたちの制服も夏服に替わりました。制服がリニューアルされてから初の夏服お披露目です。公演にお越しの際は、こちらにもご注目を。

ボンジュールの敵!それは・・・

2011年6月16日 木曜日 ボンジュール小石川 | | ホールよもやま話

禁コーヒーをしております。

 

正確に申し上げますと「禁カフェイン」ですが、うっかりすると片手の指が全部折れるくらいには毎日コーヒーを摂取していたワタクシにとって、カフェインを断つというのはすなわちコーヒーを諦めるということ。

 

苦しいッッッッッ!

 

かと思いきや、べつだんそうでもありません。

どうしてもコーヒー風味を楽しみたいときには、コーヒー味の豆乳のお世話になりながら、それなりに「禁コーヒー」で暮らしております。

 

それにしても、禁コーヒーはまだしも、禁カフェインというのは、実は案外難しいということを知りました。

 

それは自分の意思の弱さというより、環境の問題であります。

 

仮にカフェインを仮想敵と設定いたしますね。

そうすると、敵はあらゆるところに潜んでおるのです。

コーヒー、紅茶は言うに及ばず、当然緑茶やウーロン茶にも含まれ、うっかりお茶類を口に含むということは、みずからに課した禁制を簡単に捨て去ることとイコールです。

さらには、いわゆる「ティー」がダメならば、巷に溢れるブレンド茶と呼ばれるもの、あるいはハーブを原料にした飲料などをいただけばよろしいのかしらと思いきや、ブレンド茶にはけっこうな割合で緑茶やウーロン茶が配合されていて、すなわちカフェインレスではあってもカフェインゼロではない。はたまた、田舎生まれのミソジ男子の我輩には、ハーブティーと称されるティーを日常的に飲する習慣が備わっておらんので、そちら方向にも舵は切れない。

そうしますと、水またはお湯に植物由来成分でフレーバーを施したものとして自信をもって飲めるのは、麦茶、コーン茶、「十六茶」くらいしかないわけです。

 

そういうわけで、毎日水筒に麦茶を詰めて、通勤しております。

 

さらに、にっくき敵のあなどりがたいところは、キャツらは固形食糧にも含まれておるのですね。その代表例がチョコレートですが、みなさん、チョコレートにカフェインが含有されてるってご存知でしたか、ボクは知りませんでした、ハイ。チョコレートにカフェインが入っているということはすなわち、ココアやココア味のお菓子にもソレは含まれておるわけで、食後のオヤツにチョコレートをむさぼり食べることを至福のひとときとしていたワタクシにとっては、チョコレートのみならずチョコレート系スナック全般を口にできないというのは、相当に辛い苦行でございます。当然、抹茶味や紅茶味のケーキやクッキーも、ダメダメダーメ!であります。焦がした砂糖(カラメル)でコーヒー風味を醸し出している飲料なら、大丈夫。

 

ワタクシ自身はそれほど飲みませんけれども、コーラがカフェイン飲料というのは比較的有名ですね。栄養ドリンクも、モノにもよりますが基本的にはカフェイン入り。「リアルゴールド」には入っていませんが、あれは栄養ドリンクかどうか微妙でしょうか。

 

ちなみに、コーヒーですけれども、体質的にカフェインは受け付けない、あるいは宗教上の理由でカフェインを摂れない、さらには妊娠などでカフェインを避けたいという方に向けたカフェインレスコーヒーというのが、海外ではそれなりに流通しているようです。

日本では、それほど需要が無いせいか、あまり見かける機会はないですけれども、スターバックスコーヒーをはじめコーヒー専門店では、「デカフェで☆」と頼めばカフェインレスのコーヒーを供してくれるお店もあるようです。

 

今のところ禁断症状が無いとはいえ、そのうちコーヒーが無いと耐えられなくなるのは目に見えているので、そうした暁には、カフェインレスコーヒーにチャレンジしたいと思います。

 

え?

 

そもそもなんでカフェイン断ちなのかって・・・?

 

その話は、涙なくしては語れない長いながーい話になるので、また今度お会いしたときにでもゆっくりと・・・。

春、初夏の神戸に行く

2011年6月 9日 木曜日 春 | | ホールよもやま話

先日、神戸へ行ってまいりました。

兵庫県立美術館で「カンディンスキー」展(*)が開催中でした。

東京での開催時に見逃して後悔していたところ、旅先で巡回展に遭遇!

あきらめていた落し物が出てきたような歓び(?)に似たものを感じ、早速かけこみました。

港に面した際立つデザインの美術館は、安藤忠雄の渾身作で、震災からの復興のシンボル。

展示室もこだわりの空間。

こんなところで作品が展示されるなんて、カンディンスキーも喜んでいるでしょうに・・・。

 

kobe3_20.JPG

 

さて、美術展で貸し出されている音声ガイドのこと。

鑑賞の助けになる情報を、作品毎にコンパクトに音声で伝えてくれるので気に入っています。

最近はBGMもこだわったものが増えてきました。この企画展では、シェーンベルクの作品が

ふんだんに使われていました。しかも、音楽のみというサービストラックも。

ふたりの芸術家は同じ時代に活動し、分野が異なってもお互いの創作活動を啓発しあう

交流があったからです。シェーンベルクは無調音楽の祖、カンディンスキーは抽象画の先鞭と

いわれています。正直、どちらも判りにくい!・・・のですが、ふたりの作品を組み合わせて鑑賞すると、

なぜか突然視界が開けたかのように、芸術家の熱い思いがガツンと伝わってくるのでした。

「(ヨーロッパが二つの世界大戦に翻弄された)(不安な時代においても)(真摯に)新しい表現方法を

追求し、(芸術家としての)アイデンティティを確立するのだ!」というところでしょうか。作品を介して

ふたりの芸術家の共通の志を知り、さらには現代の私たちがすべきことを諭されたような(フムフム・・・)

意味深い体験でした。音声ガイドありがとう。

 

話はそれますが・・・、昨年の「レンピッカ」展の音声ガイドも印象に残っています。

20世紀をスタイリッシュにというか、奔放に生き抜いたカッコいい女性画家の作品を、

生涯を通して見るというもので、そのガイドは女優の夏木マリさんの声。

彼女の語り調からは、レンピッカの人となりや、人生の浮き沈みが手にとるように伝わってきます。

画家本人に案内されているかのような錯覚を覚え、どっぷりと感情移入して作品を鑑賞した

贅沢な時間でした。ちょっとした工夫がなされ、感動が倍増するような美術展の音声ガイド、

もっと出てくるといいですね。これからも期待したいです。

 

お話戻って神戸のこと。兵庫県立美術館には、港を眺めるお洒落なフレンチ・レストランが

併設されており、しっかり食べてきました。

建物、絵画、音楽、そして食の芸術・・・、絶妙な融合を体験できる贅沢スポットでした。

 

(*)正式には、「レンバッハハウス美術館所蔵 カンディンスキーと青騎士」展

影アナのこと

2011年6月 1日 水曜日 蛍子 | | ホールよもやま話

今日から6月。

「来月に入ったらそろそろ梅雨かしら?」などと思っていた5月、

風薫る季節に・・・まさかの梅雨入り!

トッパンホールがあります、ここ東京小石川も梅雨入りしたこともあり

どんよりした曇り空が多くなってきました。

皆さまは雨の季節、何をして過ごしていらっしゃいますか?

普段はアウトドア派だけど、こんな季節はインドア派に・・・という方も多いかもしれませんね。

劇場やコンサートホールは雨天中止なし。

色々なコンサートやお芝居に出かける機会も増えているのではないでしょうか。

 

劇場やコンサートホールでお馴染みなのが「アナウンス」。

通称「影アナ」と言われ、姿が見えないなか、多くは女性の声で

様々なお願いごとや、ご案内をするアナウンスがホワイエや客席内に響きわたります。

リアルタイムで舞台袖や音響室で担当者が声を出している場合も多いですが、

テープ録音のものも。お芝居などですと、出演される役者さんがちょっとした演出とともに

必要なことをお話されたりしているケースもよく耳にします。

 

この「アナウンス」。

皆さんは、どうお感じになっていますか?

「そうか!CDを今販売しているんだ」、「今日は休憩がないのね」と耳寄りな情報もあれば、

「あ、携帯電話の電源切らなきゃ」とか「写真撮影しちゃいけないんだ」など、

うっかり忘れていたり、実は知らなかったマナーに気づかされるような内容もあります。

ただ、逆にあまりにもたくさんのことを長々と話されたり、

「子どもじゃないんだから、そんなこと言われなくても知ってます!」となるような、

正直「クドイ」ケースもあって、少々興ざめな気持ちになった経験も、蛍子自身少なくありません。

 

ご来場の機会が多い方は既にご存知かもしれませんが、

トッパンホール主催公演では10周年を迎えた今シーズンのスタートに合わせて、

この「影アナ」を最小限の内容にしました。

これから音楽を楽しもうというワクワクする時間や、

素敵な音楽を聴いた後の余韻に浸る時間を壊さない、

そんな空間づくりを目指している真っ最中です。

トッパンホールは「大人」が集まる、上質な「遊び場」でありたいという思いもこめて・・・

様々なご意見も頂きつつ、多くのお客さまからは「賛成!」といったお声を頂戴しています。

 

昨日は、巨匠グスタフ・レオンハルトのリサイタル。

震災後、いち早く来日の意志を示してくれたアーティストの一人です。

過去2回の演奏会と同様に、客席内には「一音も聴き逃すまい」というお客さまの熱気・緊張感が。

ただ、ほんの少し違っていたのは、ピリピリというよりも、背筋はピーンとなりながらも、

ステージから流れる巨匠のオーラに心地よく包まれながらの穏やかな緊張感がそこにあったこと。

そして静かすぎる客席内での異音や、様々なアラーム音、携帯着信音はゼロでした。

レオンハルトの静かな熱演はもちろんのこと、

お客さまお一人お一人のマナー、皆で気持ちよく公演を聴こうよという気持ちが、

昨日のあの空間を創っていたような気がします。

 

「大人の遊び場」に少しずつ近づけているでしょうか・・・皆さまのご協力に感謝しております。

 

 

Copyright 2002-2016 TOPPAN HALL. All Rights Reserved.