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ボンジュール小石川: 2011年2月アーカイブ

お誕生日のスペシャルゲストは・・・

2011年2月 2日 水曜日 ボンジュール小石川 | | ホールよもやま話

1月27日は、フルートの神様・エマニュエル・パユ様のバースデー。

前日のトッパンホールにおける無伴奏リサイタルでは、ハッピーバースデーのプレゼントが

ファンのみなさまからたくさん届けられ、神様もご満悦なご様子でした。

 

一方、1月30日は、忘れ物の神様・ボンジュール小石川の誕生日。

 

誰にも聞かれていません、

聞かれていませんが、せっかくの機会ですのでみずから主張してみました。

 

おめでとう、ボク。

 

こうしてまた無自覚にひとつ年を重ね、いつまでたってもロクに社会人として成長することのないまま、

みなさまの無償の愛になんとか支えられながら、どうにかこうにか暮らしております。

 

そんなボクの誕生日、ささやかに拙宅で開きました小宴には。

スペシャルゲストといたしまして、3杯のカニくんが駆けつけてくれました。

 

駆けつけ3杯。

 

いや、違います、カニまるごと、3杯です、生の氷漬け、クール宅急便にて。

 

郷里の母は、息子よりもカニを愛しているのではないかと疑いたくなるくらいに頻繁に

カニカニカニカニとカニ発作を起こす人なのですが、

そのおかげをもちまして、こうして余禄にあずかることもあるのです。

 

母さんどうもありがとう。

 

けれども、幼き頃より、たくましき母の手で華麗に捌かれたカニとばかり接してきたワタクシ、

みずからの手でカニ様と戦うのは、無論初体験。

 

さかなクンの真似をしながら、「ぎょぎょ、おいしくなーれー」と軽口をたたきつつ、

流麗な包丁捌きであっというまに足の山。

 

とは、無論相成らず。

 

あおむけにひっくりかえったカニを、小宴に参加した年長の友人に無理やり押し付け、

手伝うでもなく遠見の見物を決めこみながらワタクシ、

 

「ふんどし」が不気味だと言っては「ギャー」

ミソが怖いと驚いては「ひょー」

クチもとがエゲつないと言っては「ぎゃひー」

きわめつけ、エラが問題外! ともがいては、楚々と涙を流したのでした。

 

じゃあ、そもそも見なきゃいいじゃないか。

 

もっともなご忠告。

 

しかし、エラ。

エラですよ。

5本ぐらい、群生ですよ。

ハサミの根元あたり、胴体の中身に収納ですよ。

一番傷みやすく、寄生虫の巣窟なんですって、ギョギョ!

 

カニも、呼吸するんですね(そりゃそうだ)

 

けれども、そうした苦悶の末になんとかかんとか(友人の手で)解体され、

カツオだしとともに豊かに茹で上がったカニ様は、ふうわりと柔らかな香気を放ち、

日本海の恵を遠く横浜まで届けてくれたのでした。

 

今年もがんばります。

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