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蛍子: 2010年3月アーカイブ

春、思い出をかみしめる

2010年3月18日 木曜日 蛍子 | | ホールよもやま話

あたたかい陽射しの日も多くなり、春ですね。

花粉症の方々には・・・、お見舞い申し上げます(ホールスタッフの中にも苦しんでいる者数名あり)。

 

先日、鎌倉に行ってまいりました。

子供の頃に住んでいたこともあり、今でも好きでフラリと出かける場所です。今回は鶴岡八幡宮の大銀杏の緊急事態をこの目で確かめなくてはというのが目的でした。ニュースなどでご覧になった方も多いと思いますが、3月10日未明に突然バッタリと彼は倒れてしまったのです・・・。樹齢1000年とも言われ、鎌倉幕府三代将軍、源実朝暗殺事件の「隠れ銀杏」としてもよく知られる大きな大きな木。

関係者も「あり得ないことだ」と語っていたそうですが、本当にあり得ない!鶴岡八幡宮に来ると、必ず手で触れて何かあたたかいモノを感じていました。きっと子供の頃もこの木を見上げていたんだろうなぁなどと思いを馳せて・・・。ニュースで見た時はかなりのショックで、早く会いに行かなくてはと思っておりました。

 

到着してまずショックだったのは、その景色。鳥居を抜けてまだ本殿までは距離があるはずなのに、もう本殿が見える・・・。大銀杏がなくなってしまったのだと実感しました。大銀杏があった場所はどこからも見えないように白い布で覆われていたのですが、覗き込む人、カメラを向ける人、「そう言えば大きな木があったよね?」と笑う人と様々。思い入れの少ない人が多かったのか、その日しんみりモードは蛍子のみだったような・・・人ごみの中で手を合わせてきました。

 

白い囲いの付近にはクレーン車数台、さらに白衣を来た方が数名いたのですが、大銀杏の移植再生作業が進められているとのことだったので、あの方々は「樹木医」、つまり木のお医者さんだったのかもしれません。そして、つい昨日のニュースでは移植再生作業とは別で「ひこばえ(若い芽)」生育のため、倒壊でできた地中の穴に土を入れ、埋め戻す作業も行われたと知りました。ちょっと嬉しい!また参拝客の要望もあって、大銀杏の再生とひこばえの芽吹きを祈る記帳所も設けられたのだそうです。初日には約1200人が行列になって記帳したとか。かなり嬉しい!!さすが大銀杏。やっぱり多くの人に愛されていたんですね。

 

ところで。

その後、実家の母親と電話で大銀杏の話をしたのですが・・・。

蛍子「小さい頃もこの木を家族で見てたんだよなぁとか思うと何だか淋しかったよー」

母「いや・・・ごめん、近くに住んでいたのに鶴岡八幡宮ってほとんど行ったことないんだよねー。七五三?いやお宮参りかな?あなたを連れて行ったのは1回位?・・・うん多分1回だね(笑)」

蛍子「・・・(絶句)」

 

いつもそこにあった大銀杏が倒れてしまったことで、「当たり前」のことなんてないのだということと、幼い頃の美しい思い出の90%はもしかしたら蛍子の場合「妄想」かもしれないということを噛み締めました。

 

鶴岡八幡宮で早々に咲いていた桜です。

 

かまくらさくら.jpg

 

桜の季節がやってきますね。トッパンホールの近くにも素敵なお花見スポットがいくつもあります。桜を愛でつつ、春もトッパンホールにお出かけください。

 

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