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蛍子: 2011年11月アーカイブ

魚沼産コシヒカリの里へ!

2011年11月 2日 水曜日 蛍子 | | ホールよもやま話

 皆さま、こんにちは。

本日も全国的に秋晴れのよいお天気で、さわやかにお過ごしだったことと思います。

ここトッパンホールでは、主催公演、貸し公演とも10月の全公演が終了。下旬の主催公演は篠崎和子さんのエスポワール最終回、名手イモージェン・クーパーさんと、聴きごたえたっぷりな公演が続き、11年目スタートの月も、たくさんのお客さまにお運びいただきました。

と、あっという間に11月に突入してしまったのですが、本日はまだ皆様にご紹介できていなかった、10月の小出郷でのコンサートについて、蛍子潜入レポートをお届けします!

 

時は10月2日。

そうです、トッパンホールで11周年のバースデーコンサートが行われたその翌日、グラン・パルティータ出演メンバー総勢13名は、管楽器の魅力いっぱいのこの大曲をお届けするため東京から新潟へ大移動いたしました。行く先は、美味しいコシヒカリでも有名な、新潟県魚沼市にあります小出郷文化会館です。そもそも、この公演は松本市音楽文化ホールとの3者共同プロジェクトとしてスタートした企画。残念ながら震災の影響で松本公演は中止となってしまいましたが、小出郷公演は予定通りに行われたのでございます。小出郷文化会館は、開館以来その独自の取り組みで数多くある全国の公共ホールのなかでも、ひときわ注目を集めてきたホール(詳しくはトッパンホールプレスvol.55をご覧ください>>>)、初めて伺う蛍子はかなりワクワク、期待が高まります。

 

到着!

 

到着.JPG       

※ホールのホワイエからの眺め、自然がいっぱいです!

 

アーティストとともに楽屋口に到着した私たちを待っていてくれたのは、笑顔で勢揃いした、館長をはじめとするホールスタッフの皆さん!このあたたかい「お出迎え」に始まり、楽屋周りのケータリング、ボランティアスタッフの皆さんのホワイエでの対応など、色々な場面でホールのホスピタリティ、そしてお客さまも含め、そこにいる全員から「ここは私たちのホールなんです!」という想い、ホールへの愛情を感じ、ふと初心に帰るとでもいうのでしょうか、蛍子にとっては大変貴重な体験となりました。

 

アーティストの皆さんはというと、前日の疲れも感じさせず、到着早々リハーサルを開始。トッパンホールに比べるとだいぶ大きな空間(客席数1,132席)でしたが、本番では前日に匹敵するような豊かな響きを聴かせてくれました。蛍子も少し客席で聴かせていただきましたが、お客さまも本当に楽しまれている様子が伝わってきて、本当に幸せな空間でした。

 

そしてそして、さらに翌日、10月3日。

この日は何とシークレットライヴが!・・・ちょっと表現を間違えました・・・もとい、一般公開ではない、いわゆるクローズド公演がありました。この日のお客さまは・・・ 

 

 

子ども入場.JPG

地元の小中学生の皆さんです! 

若い世代に向けて、小出郷文化会館が続けている大切な活動のひとつ、ステージ・シャワー・プロジェクト。素晴らしい演奏を通して、音楽の魅力を体感してほしい、そして将来は演奏家、聴衆、色々な形で音楽を楽しむ大人になってくれたら、音楽で人生を豊かにしてもらえたら・・・そんな願いが込められた素敵なプロジェクトなんです。

前日の演奏会から引き続き小出郷のステージに登場してくださったのはオーボエ渡辺克也さん、クラリネット四戸世紀さん、ファゴット吉田将さん、ホルン吉永雅人さん。そしてこのメンバーに、フルートの渡邊玲奈さんが合流。5人になってもなお、贅沢すぎるこの顔ぶれ、リハーサルから和気あいあいととても楽しそうな雰囲気です。 

  2日目リハ.JPG 

本番でもその空気は変わることなく、木管五重奏の優しくあたたかなアンサンブルはグラン・パルティータの重厚な響きとはまた違った魅力にあふれていました。

演奏にうっとりしたのはもちろんなのですが、蛍子が驚いたのはアーティストの皆さんのMC。小中学生の皆さんに、より演奏を楽しんでいただくために、この日は曲間で各楽器の紹介をしながら進行していきました。「私がこの楽器を始めたきっかけは・・・」とか「この楽器は音域が本当に広いんですよ」などなど。例えば、渡邊玲奈さんは「こんな音がします、CMなどでも聴いたことがあるんじゃないでしょうか?」と言って、チャイコフスキーの「葦笛の踊り(くるみ割り人形より)」の明るいメロディーを演奏して、客席は拍手喝采といった感じです。音楽が好き、自分の楽器が好きという気持ちがよく伝わってくるお話ばかりで、しかも皆さんテンポがよい(リズム感なんでしょうか?さすがです)!小さなお客さまたちも興味津々でどんどん引き込まれていき、問いかけられれば大きな声で答えたりと、まさしく「客席とステージのキャッチボール」がポンポーンッと繰り広げられていました。すごく良い体験ですよね、このコンサート。五人五様のお話が聞けて、お客さま以上に、蛍子はステージに釘付けでございました。彼らに比べると人生だいぶ長く生きておりますが、あらためて音楽の楽しさ、ライヴのワクワクした気持ちを新鮮に感じることができたような・・・。アーティストの皆さまにも感謝!です。

 

話は尽きません。

もっともっとお伝えしたいこともあるのですが、だいぶ長くなってしまったのでこの辺りで・・・。

 

11月もトッパンホールで是非、色々な音楽と出会っていただけたら嬉しいです。

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