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Frisky: 2010年3月アーカイブ

思い出は、2007年春

2010年3月26日 金曜日 Frisky | | コンサート情報

2010/2011シーズンのラインナップ。皆さま、ご覧いただいていますでしょうか?

 

少し先になりますが、2011年5月に行うクリスティアン・テツラフ(vn)とアレクサンダー・ロンクィヒ(pf)のベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全曲演奏会にまつわる思い出話を少し・・・。

 

この2人のデュオ&プログラム、日本では初めてとなるはずですが、3年前の4月、Friskyはロンドンのウィグモアホールに3日間通い、彼らの全曲演奏会を堪能しました。

ウィグモアホールとは、知る人ぞ知る、歴史ある室内楽ホールの殿堂。ロンドンの中心街からアクセスもほどよく、少し歩くと楽譜屋さんがあったり、楽器屋さんがあったり、音楽を愛する人にとってはなかなか良いロケーションに位置します。夏のバケーション期をのぞけば、連日連夜コンサートが開催されていますので、観光や出張でロンドンに行かれた際には、ぜひ催し物をチェックしてみることをオススメします。

 

なにより好印象なポイントは、ホールとそこに集う人たちで作られる雰囲気。

テツラフとロンクィヒの演奏も毎晩熱狂的な空気に包まれ、Friskyの周囲から聞こえてきた歓声や演奏者の表情は、今でも鮮明に記憶に残っています。思い返せば、最終日にはマエストロA.パッパーノや内田光子さんなど錚々たる音楽家たちも来場していましたっけ・・・。

 

終演後、興奮冷めやらぬテツラフとロンクィヒに、「トッパンホールでーす♪」とご挨拶して驚かせたあの夜から3年経った現在2010年4月。コンサートの日まで、更にあと1年と少し・・・。

ようやく皆さまに、この2人の演奏をライヴでお聴きいただける日が近づいてきました。

 

Time is flying...

時は流れているんですね。

春、歌で心ときめく

2010年3月 4日 木曜日 Frisky | |

桃が開花し、あと1ヶ月もすれば、飯田橋駅周辺は桜のお花見スポットとなります。

満開の桜の中を歩くのが待ち遠しいFriskyです。

 

P4010012.JPG 

 

3月の主催公演は、穏やかな春の日差しや薫りがどこか感じられる公演が揃っていますが、3月28日の河野克典さんのリサイタル(歌曲)も、そのひとつ。

 

このリサイタルでは、シューマンの2つの歌曲集《リーダークライス》がプログラムのメインに歌われます。歌曲は、漢字のとおり「歌(詩)」と「曲(メロディ)」の両方を楽しむことができる、なかなかお得な音楽だと思うのですが、特にシューマンの歌曲は、甘美な妄想にくらくらしてしまいそうな音楽で、シューベルトの歌曲とは違った楽しみがあるように思います。

 

シューマンが作曲した2つの《リーダークライス》。同じタイトルがつけられているものの、それぞれの詩は19世紀のドイツ文学を代表する別々の詩人によって書かれ、内容も全く違います。

 

作品番号で区別すると、作品24は、恋する若者の焦りや悲痛、憧れや喜びといった恋物語ならではの感情がつまびらかに歌われ、その終曲といったら、もう・・・!それまでの苦難なんてなんだったのかしら・・・とつっこみたくなるくらい、甘く穏やかな音楽で、これを最後に聴くと、恋っていいもんだなぁーなんて想いに浸ってしまいます。

 

一方の作品39は、より自分の奥深い内面に触れられるような気がして、全12曲で構成されている歌曲集ですが、終始どっぷり自分の世界に浸れます。中でも第5曲「月の夜」は、名曲といわれるだけあって、まるで月光浴をしているような心洗われる気持ちになります。詩のなかに「月」という言葉が出てこないのが不思議なくらい、詩と旋律の描写が美しく、いつかこれを聴きながらお月見したいなぁーと思ってしまいます。

 

2つの《リーダークライス》。

これを聴くと、気持ちが大きくなって、他人に優しくなれるような、、、そんな音楽です。

 

公演の詳細はコチラ>>>

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