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アルバン・ベルク四重奏団


Alban Berg Quartet


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この有名なカルテットの名称は、ウィーン古典派とロマン派の伝統、また新ウィーン楽派との彼らの密接な関係を象徴し、さらに現代音楽への傾倒を表わしている。
1971年ウィーン・コンツェルトハウスでデビューし、たちまち国際的に活躍の場を拡げる。その名は、膨大なレコーディングによっても知られ、ベートーヴェン、ブラームス、バルトーク、ヴェーベルン、ベルクの弦楽四重奏曲全曲や、カーネギーホール、ウィーン・コンツェルトハウス、パリのオペラ・コミーク座、ロンドンのロイヤル・フェスティヴァル・ホールでのライヴ録音など、多くの名盤が30以上の国際的な賞に輝いている。ベートーヴェンの弦楽四重奏曲全曲録音は2度行われ、最初はスタジオ録音だが、2度目はウィーン・コンツェルトハウスでのライヴ録音でCD、ビデオ、DVDがリリースされている。
作品を初演した作曲家には、ウルバンナー(1973年、1993年)、ライターマイヤー(1974年)、ハウベンストック=ラマティ(1974年、1978年)、フォン・アイネム(1976年)、ヴィムベルガー(1980年)、リーム(1983年)、シュニトケ(1989年)、ベリオ(1994年)、バルギールスキー(1999年)、シュヴェルトシク(2003年)などが挙げられる。
メンバーはウィーン国立音楽演劇大学とケルン音楽大学の教授で、ウィーン・コンツェルトハウスの名誉会員、ロンドンのロイヤル・フェスティヴァル・ホールの桂冠カルテットでもある。
彼ら自身のコンサート・シリーズを、ウィーン・コンツェルトハウス、ロンドンのロイヤル・フェスティヴァル・ホール、チューリヒ・オペラ、パリのシャンゼリゼ劇場、ケルン・フィルハーモニー、フランクフルト・アルテオーパーで開催している。
アルバン・ベルク四重奏団は、2005年、ヴィオラのトマス・カクシュカを死によって失うという悲劇に見舞われた。残されたメンバーは、彼らの信念とトマス・カクシュカの遺志を継いで、イザベル・カリシウスと共にコンサート活動を続けていく。