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パウル・バドゥラ=スコダ(ピアノ)


Paul BADURA-SKOBA


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1927年にウィーンで生まれ。ウィーン音楽学校に入学した2年後、オーストリア音楽コンクールで優勝し、エドウィン・フィッシャーに師事。フィッシャーの死後、ウィーンやザルツブルク、エディンバラ、シエナでマスタークラスの伝統を続けていった。今日でも彼は、自分の貴重な時間と情熱を若い音楽家の育成に捧げ、熱心にアドヴァイスをしている。
49年、ウィルヘルム・フルトヴェングラーとヘルベルト・フォン・カラヤンが、バドゥラ=スコダの並外れた才能に注目し、ザルツブルク・フェスティバルで衝撃的なデビューを果たす。続いてニューヨーク、東京のリサイタルでもセンセーションを起こした。彼のLPレコードは何年もの間、ピアニストとして発売枚数第1位を保持した。それ以来、主要な各音楽祭に定期的に出演するようになり、指揮者のウィルヘルム・フルトヴェングラー、ヨーゼフ・クリップス、カール・ベーム、ハンス・クナッパーツブッシュ、ヘルマン・シェルヒェン、アルトゥール・ロジンスキー、ロリン・マゼール、ジョージ・セル、サー・チャールズ・マッケラス、サー・ゲオルグ・ショルティ、ヴァイオリニストのダヴィド・オイストラフなどとも共演。
また、演奏活動に加えて、指揮、作曲、執筆活動にも携わるほか、膨大な量の自筆譜や初版のマイクロフィルム、歴史的な様々な鍵盤楽器のコレクションも行う。76年「オーストリア科学・芸術功労賞」受賞、78年「ベーゼンドルファー・リング」授受。これは、ウィルヘルム・バックハウス以来である。
現在も、世界中の音楽的な主要都市でリサイタルを行うほか、ワルシャワのショパン・フェスティバル、ジョルジュ・エネスク・フェスティバル、エストリル・フェスティバル、ドゥブロヴニク・フェスティバル、シュレスヴィヒ・ホルシュタイン・フェスティバルなどの主要な音楽祭にも定期的に出演。さらに、リーズ・コンクール、ミラノのディーノ・チアーニ・コンクール、ブリュッセルのエリザベート王妃国際コンクールなど、主要な国際コンクールの審査委員会のメンバーも務める。
2003年、11都市にわたるアメリカ・デビュー50周年記念ツアーを行った。すでに膨大な録音を残しているにもかかわらず、彼は、現在もレコーディングを続け、最近では、アストレー・レーベルからドビュッシーとブラームスをレリースし、三度目のベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲も録音している。また、モーツァルトの協奏曲の全曲録音も進行中である。