
オックスフォード大学で歴史学の博士課程を修了後、本格的に歌手としてのキャリアをスタートさせた。これまでに世界中の主要なホールでのリサイタルを行うほか、エディンバラ、シューベルティアーデなどヨーロッパ各地の音楽祭にも出演。オペラの分野では、1994年のエディンバラ音楽祭でブリテンの《真夏の夜の夢》ライサンダー役でデビューし、その後は各地の主要歌劇場に出演している。コンサート活動としては、これまでにラトル、C.デイヴィス、小澤征爾、ムーティ、バレンボイムなどの一流指揮者のもと、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、シカゴ交響楽団、ボストン交響楽団、ロンドン交響楽団など主要オーケストラと共演している。CD録音では、EMIと専属契約を結び、シューベルト、シューマン、ヴォルフ、ヘンツェ、ヘンデルなどの歌曲集をリリースし、それらの多くがグラモフォン賞、グラミー賞を受賞している。ジュリアス・ドレイク、レイフ・オヴェ・アンスネス、内田光子、アントニオ・パッパーノなどと共演。2001年にオックスフォード大学コーパス・クリスティ・カレッジの名誉学士、03年にはセント・アンドリュース大学の名誉音楽博士の称号を与えられている。トッパンホールでは06年、ジュリアス・ドレイクとの共演でリサイタルを行っている。