
モダンとバロック、両方のヴァイオリンの演奏法を修得し、バロック、ロマン派、古典派、さらには20世紀の作品までカバーする広いレパートリーで高く評価されている。イタリア、ヴェニス近郊トレヴィーゾ生まれ。ミルシテイン、シェリングに師事。パガニーニ国際ヴァイオリン・コンクールをはじめ、多くの国際コンクールに入賞。ソリストとしてアバド、インバル、シノーポリなどの一流指揮者と共演。1978年から85年までラ・フェニーチェ歌劇場管弦楽団のコンサート・マスターを務めるなど、モダン・ヴァイオリニストとして輝かしい経歴を持つ。その後、古楽器によるバロック音楽の演奏に焦点を絞り、ヴェニス・バロック・オーケストラ(アンドレーア・マルコン指揮)と頻繁に共演、世界中の主要都市でのコンサートで活躍。レコーディングについては現在ドイツ・グラモフォンと専属契約を結び、ヴィヴァルディ、ロカテッリ、タルティーニなどのヴァイオリン協奏曲名曲集を録音している。また、ソニークラシカルからはヴェニス・バロック・オーケストラと共演したCDが出ている。ドイツのエコー賞とディアパソン・ドール(フランス)受賞。カルミニョーラが使用しているヴァイオリンは一度もモダン楽器として手を加えられたことのない17世紀イタリアの楽器である。トッパンホールには、2003年(ヴェニス・バロック・オーケストラ)、05年(A.マルコンとのデュオ)、08年(ヴェニス・バロック・オーケストラ)に登場している。