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イリア・グリンゴルツ(ヴァイオリン)


Ilya GRINGOLTS


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©Tomasz Trzebiatowski

サンクトぺテルブルク音楽院にてタチアナ・リべロヴァとジョアンナ・メタリディに師事した後、ジュリアード音楽院にてイツァーク・パールマンに師事。1998年、パガニーニ国際ヴァイオリン・コンクールで、弱冠16歳で史上最年少での優勝を飾る。ソリストとして、オーケストラとのレパートリーのほか、現代曲や演奏機会の少ない作品にも取り組んでいる。2014/15シーズンは、シベリウス音楽祭のオープニングで、滅多に演奏されないシベリウスのヴァイオリン協奏曲の初版をラハティ交響楽団と共演。ピーター・マクスウェル=デイヴィス、オーガスタ・リード・トーマスらの新作を初演する一方で、バロックや古典派の曲にも関心が強く、2015年にはハイペリオンから、ピリオド・オーケストラのアルカンジェロとの共演で「ハイドン:協奏交響曲 変ロ長調」の録音をリリースした。
これまでに、バレンボイム指揮/シカゴ交響楽団、メータ指揮/イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団、マズアおよびロストロポーヴィチ指揮/ヴェルビエ祝祭管弦楽団、アバド指揮/マーラー・チェンバー・オーケストラ、パールマン指揮/ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、テミルカーノフ指揮/サンクトぺテルブルク・フィルハーモニー管弦楽団、ベルティーニおよびノリントン指揮/ベルリン・ドイツ交響楽団、ぺトレンコ指揮/ハンブルク北ドイツ放送交響楽団のほか、シュトゥットガルト放送交響楽団、BBC交響楽団、ロンドン交響楽団、スイス・ロマンド管弦楽団、モスクワ交響楽団、ロサンゼルス・フィルハーモニック、メルボルン交響楽団、サンパウロ交響楽団等と、日本ではNHK交響楽団、読売日本交響楽団、東京交響楽団等と共演。近年は、バンベルク交響楽団、ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団、BBCスコティッシュ交響楽団、バーミンガム市交響楽団、シンガポール交響楽団等と共演している。
08年に創設したグリンゴルツ四重奏団の第1ヴァイオリンを務め、ザルツブルク音楽祭、ルツェルン音楽祭等で高い評価を獲得。室内楽でも、ユーリ・バシュメット、イタマール・ゴラン、ペーター・ラウル、イェルク・ヴィトマン、アントワン・タメスティらと精力的に共演している。
CDは多くの受賞歴を持ち、ドイツ・グラモフォンからリリースした「タネーエフ:チェンバー・ミュージック」は06年グラモフォン賞を受賞。近年は、オニックスから「シューマン:ヴァイオリン・ソナタ集」(2010年)、オーキッド・クラシックスから「パガニーニ:24のカプリース」(2013年)、ワーナー・クラシックスから「ヴァインベルグ:ヴァイオリン協奏曲、他」(2015年)をリリースし、いずれも高い評価を獲得している。
現在、チューリッヒ芸術大学の教授を務め、グラスゴーのロイヤル・スコティッシュ・アカデミーでも後進の指導にあたっている。
使用楽器は、1742-43年製のグァルネリ・デル・ジェス(個人より貸与)。