
1981年ギドン・クレーメルが主宰するロッケンハウス国際室内楽フェスティヴァル第1位。82年メニューインが審査委員長を務めるポーツマス国際弦楽四重奏コンクール第1位。同年、エヴィアン国際弦楽四重奏コンクール第1位。さらにボルドー音楽祭ではゴールド・メダルを受賞、センセーションを巻き起こした。いまや世界屈指の弦楽四重奏団として音楽界をリードする存在となっている。80年ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団で長年首席ヴィオラ奏者をつとめていたオスカー・ハーゲンを父に持つ兄弟姉妹4人で結成。子供時代から室内楽を楽しむ習慣を身につけていた彼らは、レパートリーを次第に広げていった。第2ヴァイオリンのアンゲリカがソロ活動に専念するためアネッテ・ビク、そしてライナー・シュミットに交替したが、彼らはみなザルツブルク・モーツァルテウム・アカデミーで学んでいる。84年にはザルツブルク音楽祭にデビュー、大成功を収めた。そして翌年ドイツ・グラモフォン社と専属契約を結び、ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン、ヤナーチェク、シュニトケ、リゲティ等のCDを相次いでリリースした。弦楽四重奏団は世界的に世代交代の時期を迎え若い世代の充実ぶりが目立っているが、ハーゲン・クァルテットはその若さに関わらず、一歩抜きんでた存在と認められている。