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ヴォルフガング・マイヤー(バセット・クラリネット)


Wolfgang MEYER


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クライルスハイム生まれ。シュトゥットガルトでオットー・ヘルマン、ハノーファーでハンス・デインツァーに師事。ドイツ国内のコンクールに多数優勝し、1974年にはクラニッヒ音楽賞受賞、75年ミュンヘン国際ARDコンクールでシランクス・クインテットのメンバーとして優勝。89年からカールスルーエ音楽大学の教授として後進の指導を行っており、2001年から07年まで同大学の学長を務めた。
ソリストとして、現代音楽にも積極的に取り組んでおり、ティベリウ・オラー、ジャン・フランセ、フーベルト・シュトゥップナー、エディソン・デニソフなど、多くの現代作曲家の作品を初演している。
2008年、ザビーネ・マイヤーとともにカナリア諸島ラス・パルマス音楽祭に参加し、ペーター・エトヴェシュが二人のために作曲した2本のクラリネット、弦楽アンサンブル、アコーディオンのための《Levitation》を、サカリ・オラモ指揮フィンランド放送交響楽団とともに世界初演した。
室内楽奏者としての活躍は、ピリオド楽器によるものを含み、多岐にわたる。カルミナ四重奏団、モザイク四重奏団、イザイ四重奏団ともたびたび共演しており、イザイ四重奏団とは2007年12月にワルシャワのフィルハーモニー・ホールで、ツェルハとモーツァルトのクラリネット五重奏曲を演奏した。また、ザビーネ・マイヤーとライナー・ヴェーレとともに結成したトリオ・ディ・クラローネのメンバーでもあり、3人はクラリネットのほか、バセットホルンも演奏し、モーツァルトをはじめ、同楽器のために書かれた現代曲を紹介するなど、興味深いプログラムで注目されている。2007/08シーズンはデンマークとドイツで、メンデルスゾーンとシューマンの作品とともに、クラリネットのミヒャエル・リースラーと手回しオルガンのピエール・シャリアルをゲストにむかえた「パリ・メカニック(機械仕掛けのパリ)」と題されたプログラムを紹介。
96年にはニコラウス・アーノンクール率いるウィーン・コンツェントゥス・ムジクスと繰り返し共演し、モーツァルトのクラリネット協奏曲を録音。このほかにも、数多くの録音を行い、2004年からクライディオ・アバド指揮ルツェルン祝祭管弦楽団でも演奏している。