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クリスティアーネ・エルツェ(ソプラノ)


Christiane OELZE


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©Bothur

ケルン生まれ。クレジー・ケリー・ムーク、エレナ・ヴェステンベルガーに師事。エリザベート・シュヴァルツコプフのマスタークラスを受講。
クリスティアーネ・エルツェの素晴らしい声と洗練されたテクニックは、《フィガロの結婚》の伯爵夫人から、《ペレアスとメリザンド》のメリザンドまで、まったく個性の異なる役において、聴衆・批評家双方に高く評価されている。バイエルン州立歌劇場や、英国ロイヤルオペラ、パリ・オペラ座、ハンブルク州立歌劇場、グライドボーン音楽祭、ザルツブルグ音楽祭など、世界の名だたる歌劇場や音楽祭に数多く出演している。
また、アバド、ブーレーズ、ブロムシュテット、ジュリーニ、シャイー、アーノンクール、ルイジ、ラトルなど、今日を代表する著名な指揮者との共演により、世界の主要なコンサートホールで活躍。2010年には、フォン・ドホナーニ指揮イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団とリヒャルト・シュトラウスの《4つの最後の歌》、ノリントン指揮南西ドイツ放送交響楽団とティペットのオラトリオ《われらの時代の子》、ネーメ・ヤルヴィ指揮シュターツカペレ・ドレスデンとのツアーでリヒャルト・シュトラウスの管弦楽伴奏歌曲集を共演。またサン・ドニ音楽祭にてガッティ指揮フランス国立管弦楽団、シュレスヴィヒ・ホルシュタイン音楽祭にてエッシェンバッハ指揮北ドイツ放送交響楽団とマーラーの交響曲第4番で共演したほか、シュテンツ指揮ケルン・ギュルツェニヒオーケストラとはマーラーの交響曲第2番、ヘンヒェン指揮フランス国立管弦楽団とブラームスのレクイエムで共演するなど精力的に活動。
11年には、フリューベック・デ・ブルゴス指揮ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団とブラームスのレクイエムで、またエッシェンバッハ指揮バンベルク交響楽団とベートーヴェンの《ミサ・ソレムニス》、準・メルクル指揮デンハーグ・レジデンスオーケストラとマーラーの交響曲第4番、ヘラス=カサド指揮フランス放送フィルハーモニー管弦楽団とベルクの《アルテンベルク歌曲集》で共演。さらに、シャイー指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団とはベートーヴェンの《第九》、ボレイコ指揮デュッセルドルフ交響楽団とマーラー《子どもの魔法の角笛》、シュテンツ指揮ケルン・ギュルツェニヒオーケストラとはマーラーの交響曲第8番で共演したほか、ミュンヘン室内管弦楽団の南米ツアーにも参加した。
CD録音は、オペラやリサイタルでの幅広いレパートリーを反映し多彩に行っているが、とりわけモーツァルトと、ブーレーズの指揮によりドイツ・グラモフォンからリリースしたウェーベルンのカンタータのような20世紀音楽の録音に注力している。最新のリサイタルCDは、ウルマン、コルンゴルト、アイスラー、ヴァイルといった亡命を余儀なくされたドイツのユダヤ系作曲家による「頽廃音楽歌曲集」をコンセプトにしたもので、批評家からの絶賛を得た。最近の録音としては、ベルリン放送交響楽団と収録したグルリットの《4つの劇的な歌》、スローアン指揮ベルリン・ドイツ交響楽団と収録したブロッホの《前奏曲と2つの詩篇》などがある。
03年から08年まで、デュッセルドルフ・ロベルト・シューマン音楽大学で教授を務めた。