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マーク・パドモア(テノール)


Mark PADMORE


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ロンドン生まれ。初めにクラリネットを学ぶが、声楽で奨学金を得て歌に転向、ケンブリッジ・キングス・カレッジで学ぶ。その端正で魅力溢れる歌い口は世界的な賞賛を集めており、特にバッハの受難曲でのエヴァンゲリスト(福音史家)役は定評がある。
オペラでは、ピーター・ブルック、ケイティ・ミッチェル、マーク・モリス、デボラ・ワーナーなど現代で最も注目される演出家たちと仕事を重ねている。最近のハイライトとしては、2009年アルデラバ音楽祭、ブレゲンツ音楽祭、ロンドンのサウスバンク・センターにおけるバートウィッスルの新作「コリドー」、モネ劇場でのストラヴィンスキー「道楽者のなりゆき」トム・レイクウェル役、ウェールズ・ナショナル・オペラ及びイングリッシュ・ナショナル・オペラでのヘンデルのオラトリオ「エフタ」、グラインドボーン音楽祭での「マタイ受難曲」エヴァンゲリスト役、BBCのTVプロダクションによるブリテン「ねじの回転」ピーター・クイント役、ルネ・ヤーコプス指揮/モーツァルト「皇帝ティートの慈悲」ティート役のハルモニア・ムンディへの録音などがある。今後、ブリテン「ビリー・バッド」ヴィア艦長役でグランドボーン音楽祭に出演を予定している。
コンサートでも世界の一流オーケストラに招かれ、これまでにベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ニューヨーク・フィルハーモニック、コンセルトヘボウ室内管弦楽団、フィラデルフィア管弦楽団、ロンドン交響楽団などと共演、エイジ・オブ・エンライトメント管弦楽団とは、彼の企画によるバッハ「ヨハネ受難曲」「マタイ受難曲」で定期的に共演を重ねている。
リサイタルも好評、アムステルダム、バルセロナ、ブリュッセル、マドリード、ミラノ、モスクワ、ニューヨーク、パリなど世界各地に登場している。特にウィグモア・ホールとは深い関係を築いており、08年5月にシューベルトの三大歌曲演奏会を行なった他、09-10年シーズンのレジテント・アーティストを務めている。シューベルト三大歌曲は、今後ティル・フェルナーとアン・デア・ウィーンで、ポール・ルイスとはウィグモア・ホールで演奏を予定している。
現代音楽にも積極的に取り組んでおり、ジュリアス・ドレイク、ロジャー・ヴィニョールズ、サイモン・レッパー、アンドルー・ウェスト、イモージェン・クーパー、クリスティアン・ツァハリアスといったピアニストたちをパートナーとしている。
録音も多数、ヘレヴェッヘ及びマクリーシュ指揮「バッハ:ヨハネ受難曲」、ガーディナー及びヘレヴェッヘ指揮「バッハ:カンタータ集」、ヒコックス指揮「ハイドン:ミサ曲」、ハーディング指揮「ドン・ジョヴァンニ」、ウィリアム・クリスティ指揮によるラモーとシャルパンティエによるオペラ作品集などを録音。ハルモニア・ムンディからリリースされた「マンゼ指揮イングリッシュ・コンソート/ヘンデル:アリアと場面集」は、08年4月BBCミュージック・マガジン声楽部門最優秀賞を受賞。「冬の旅」(ハルモニア・ムンディ)は09年英グラモフォン賞(独唱部門)を受賞している。