
ドイツのゲッティンゲン生まれ。ハノーヴァーとアムステルダムでピアノとチェンバロを学び、1983年から86年までムジカ・アンティクァ・ケルンのチェンバロ奏者として活躍した。その後ソロ活動に専念、フォルテピアノとチェンバロのスペシャリストとして国際的に活躍している。80年代初頭のデビュー当時は、チェンバロとフォルテピアノを弾くにもかかわらず、「バックハウスやケンプ以来の、ドイツ音楽を代弁するピアニスト」と賞され、彼の大いなる才能が注目された。その後も真摯に自らの芸術を極め、今や「巨匠」への道を着実に進む数少ない実力者として広く認められるところとなった。また、ソロ活動に加えて、リート伴奏、室内楽奏者としても、クリストフ・プレガルディエン、アンナー・ビルスマ、ペドロ・メメルスドルフ、ジャン=ギアン・ケラス、ライナー・クスマウル等と定期的に共演している。ラ・ロック・ダンテロン、サント、モントルー、グラーツなど多くの音楽祭への参加など、幅広い活動を続けている。CDはドイツ・ハルモニアムンディを中心に数多く録音、レコード・アカデミー賞をはじめ多くの賞を受賞している。中でも「モーツァルト・ソナタ集」は、その自由な解釈で、「ディアパソン・ドール」(フランス最高のレコード賞)を獲得している。トッパンホールには2004年6月、ライナー・クスマウルと出演。06年には〈アンドレアス・シュタイアー・プロジェクト〉として、ソロ、協奏曲の二夜に出演した。