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トッパンホール主催公演 2008/2009シーズン

シリーズ〈生誕100年記念 メシアン―光と闇〉


オリヴィエ・メシアン
Olivier-Eugène-Prosper-Charles Messiaen

2008年 12月 16日(火) 19:00   幼な子イエスにそそぐ20の眼差し
ロジェ・ムラロ(ピアノ)

2009年 2月 20日(金) 19:00 世の終わりのための四重奏曲
ポール・メイエ(クラリネット)/エリック・ル・サージュ(ピアノ)/
矢部達哉(ヴァイオリン)/向山佳絵子(チェロ)



2008年、ドビュッシーやラヴェルと並ぶ20世紀フランスが生んだ名作曲家オリヴィエ・メシアンが、生誕100年を迎えます。日本はとりわけメシアン受容が進んだ国として知られ、多くの作曲家、演奏家、評論家が彼の影響を色濃く受けてきました。トッパンホールでは、〈メシアン―光と闇〉と題し、彼が遺したピアノと室内楽の傑作による公演を企画しました。

2夜に渡るプログラムは、20世紀ピアノ作品の傑作《幼な子イエスにそそぐ20の眼差し》 全曲と、メシアンの初期室内楽作品の代表作《世の終わりのための四重奏曲》。この2作品は、いずれも第2次世界大戦中、様々な規制がある環境に身を置きながらも、作曲への意欲が枯渇することのなかったメシアンが書き綴った作品です。《世の終わり》は、捕虜として収容所に収容された時に書かれていますが、抑圧的な境遇の窮みの中で生んだ一筋の光=四重奏曲。そして《幼な子イエス》は、戦渦のパリがまさに解放された1944年に書かれた大規模なピアノ曲です。このシリーズを通し、2つの作品の題材である宗教的な意味とは別の角度で、若きメシアンが見た極限の光と闇の世界をご紹介したいと思います。