アーティストプロフィールArtist Profile
大村博美Hiromi OMURA
東京芸術大学、同大学院修了。イタリアとフランスで研鑽を積み、マルセイユ国際オペラコンクール優勝、コンコルソ・イズマエレ・ヴォルトリーニ最高位等受賞多数。《ノルマ》、《オテッロ》(デズデーモナ)、《フィガロの結婚》(伯爵夫人)、《シモン・ボッカネグラ》(アメリア)、《イル・トロヴァトーレ》(レオノーラ)、《トゥーランドット》(リュー)等で、ローザンヌ、トゥーロン、モントリオール等の歌劇場に招かれ大成功を収めるなど、海外での活躍が目覚ましい。また、当たり役の《蝶々夫人》をベルリンのドイチェ・オーパーやイスラエル歌劇場、ポーランド国立歌劇場、ラトヴィア国立歌劇場など世界の著名な歌劇場で歌い、常に絶賛されているほか、2012年メルボルン公演と14年シドニー公演はDVD化され好評を博している。最近では、世界の名門プッチーニ・フェスティバル(イタリア、トッレ・デル・ラーゴ)で18、19年の2年連続で《蝶々夫人》初日に出演、スタンディングオベーションの成功を収めた。
国内では東京二期会《椿姫》、《フィガロの結婚》(伯爵夫人)、《トスカ》、新国立劇場《カルメン》(ミカエラ)、《蝶々夫人》、《道化師》(ネッダ)、《ドン・カルロ》(エリザベッタ)、びわ湖ホール《ワルキューレ》(ジークリンデ)等に出演したほか、19年10月には《蝶々夫人》(東京二期会)で絶賛を博した。20年2月、東京二期会《椿姫》にヴィオレッタ役で出演予定。フランス在住。二期会会員。
トッパンホール主催公演には2007年に初登場後、たびたび出演。今回は3年ぶりにして初めてのリサイタルとなる。
