アーティストプロフィールArtist Profile

アレッシオ・アレグリーニ（ホルン）Alessio ALLEGRINI, horn

1997年プラハの春国際音楽コンクール優勝、99年ミュンヘン国際音楽コンクール最高位（1位なし2位）。ミラノ・スカラ座管弦楽団の首席奏者を8年間務めた後、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の首席客演奏者として1年間活躍。2004年よりローマ・サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団の首席奏者として活躍し、ルツェルン祝祭管弦楽団の首席奏者も務める。ヒューマンライツ・オーケストラの創設者＆音楽監督であり、21年よりアブルッツォ交響楽団の首席指揮者を務める。スヴィッツェラ・イタリアーナ音楽院教授。
アバドの信頼を得て長年モーツァルト管弦楽団の首席奏者を務め、この間に録音活動も行う。いずれもドイツ・グラモフォンより、2011年に「モーツァルト：ホルン協奏曲集」、「モーツァルト：協奏曲集」、「J.S.バッハ：ブランデンブルク協奏曲集」をリリースしている。
ソリストおよび首席奏者として、アバドのほか、バレンボイム、サヴァリッシュ、マゼール、ヤンソンス、ゲルギエフ、ムーティら著名な指揮者と共演。ソリストとして、パッパーノ指揮／ローマ・サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団とエリオット・カーター《ホルン協奏曲》のヨーロッパ初演を行ったほか、同管弦楽団およびボストリッジとブリテン《セレナード》を共演。ウィーン交響楽団、ハンブルク交響楽団、フェニーチェ劇場管弦楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、広島交響楽団等とも共演している。
2013年にカリアリ・リリコ劇場管弦楽団でワーグナーとブラームスを指揮しデビュー、絶賛される。近年は、吹き振りで東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団とモーツァルト《ホルン協奏曲》全曲を披露したほか、ルツェルン室内管弦楽団と共演。またハンブルク交響楽団を指揮した。
トッパンホールには2021年のニューイヤーをはじめたびたび出演が予定されつつも、コロナ禍で来日がかなわず、今回が待望の初登場。