アーティストプロフィールArtist Profile
クリスティアン・ベザイデンホウト(フォルテピアノ)Kristian BEZUIDENHOUT, fortepiano
フォルテピアノの名手としてのみならず、チェンバロ、モダンピアノにも精通した鍵盤楽器奏者として高く評価されている。2001年ブルージュ国際古楽コンクールのフォルテピアノ部門第1位。フライブルク・バロック・オーケストラ(FBO)首席客演芸術監督。
カーネギーホールとボストン・シンフォニー・ホールでの颯爽たるデビュー以来、FBOをはじめ、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、シャンゼリゼ管弦楽団など名だたるオーケストラから招かれ、ときにはディレクターとしての役割も担っている。ブリュッヘンやホグウッド、ガーディナーら著名な指揮者と共演するほか、室内楽においてもイザベル・ファウストやアマンディーヌ・ベイエらとたびたび共演。レコーディングでは、09年からハルモニア・ムンディと長期契約を結びモーツァルトの鍵盤楽器作品全9集をはじめ多くのCDをリリース、エディソン賞、ドイツ・レコード批評家賞、エコー・クラシック賞など数多く受賞。最新ディスクはFBOとの「モーツァルト:ピアノ協奏曲集」。現在、イングリッシュ・コンサートの首席客演指揮者としても活動している。
TOPPANホールには12年にソロ・リサイタルで初登場。23年には平崎真弓とともにデュオのプログラムを携えて登場し、色彩豊かな演奏で聴衆を魅了した。
