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アーティストプロフィールArtist Profile

ティル・フェルナー(ピアノ)Till FELLNER, piano

 

1972年ウィーン生まれ。ヘレーネ・セド=シュタドラー、アルフレート・ブレンデル、マイラ・ファルカス、オレグ・マイセンベルク、クラウス=クリスティアン・シュスターらに師事。93年クララ・ハスキル国際コンクールにてオーストリア人として初めて優勝。98年ウィーン・モーツァルト協会からモーツァルト解釈賞を授与された。
これまでに、BBC交響楽団、カメラータ・ザルツブルク、ニューヨーク・フィルハーモニック、ロサンジェルス・フィルハーモニック、パリ管弦楽団、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ウィーン交響楽団、フィルハーモニア管弦楽団、NHK交響楽団などのオーケストラと、アバド、アーノンクール、ブロムシュテット、アシュケナージ、キリル・ペトレンコ、マッケラス、マリナー、ナガノ、プラッソン、ノットら指揮者のもと共演。近年ではベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ボストン交響楽団、ロンドン交響楽団、バイエルン放送交響楽団、チューリヒ・トーンハレ管弦楽団、モントリオール交響楽団などに客演。室内楽ではベルチャ・クァルテットやテノールのマーク・パドモア、チェロのヨハネス・モーザーらと定期的に活動している。
ピアノ作品の中でも特に重要なJ.S.バッハ《平均律クラヴィーア曲集》とベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲の演奏に力を入れ、後者は2008年秋から10年にかけて、トッパンホール、ウィーン、ロンドン、ニューヨーク、パリを中心に世界的に展開した。またバートウィスル、ラルヒャー、スタンコフスキらの作品を世界初演するなど現代曲にも積極的で、16年にはパドモアとハンス・ツェンダーの新作を世界初演、トッパンホールで日本初演した。
CD録音も多く、ECMの専属アーティストとして、「J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻」や「インベンションとシンフォニア/フランス組曲第5番」、ナガノ指揮/モントリオール交響楽団との「ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番、第5番」等がリリースされている。ベルチャ・クァルテットと共演した「ブラームス:ピアノ五重奏曲」はディアパゾン・ドールを受賞した。
13年からはチューリヒ芸術大学とグラーツ国立音楽大学にて後進の指導にもあたっており、19年にはブゾーニ国際コンクールで審査委員長を務めた。
トッパンホールには07年の日本初リサイタルで初登場。08年より〈ベートーヴェン ピアノ・ソナタ全曲演奏会〉を成功させたほか、23年2月にはメゾ・ソプラノのアンナ・ルチア・リヒターとともに登場、シューベルトを中心とした歌曲から豊かな詩情を描き出し好評を博した。

ティル・フェルナー
©Gabriela Brandenstein

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