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アーティストプロフィールArtist Profile

キリル・ゲルシュタイン(ピアノ)Kirill GERSTEIN, piano

 

ロシアのヴォロネジ生まれ。14歳で渡米し、史上最年少でバークリー音楽大学入学。ドミトリー・バシキーロフ、フェレンツ・ラドシュらに師事。第10回アルトゥール・ルービンシュタイン・コンクール優勝、2002年ギルモア・ヤング・アーティスト・アワード受賞。10年には、エイヴリー・フィッシャー・キャリア・グラントとギルモア・アーティスト・アワードを受賞し、その賞金をもとに、ティモ・アンドレス、チック・コリア、アレクサンダー・ゲール、オリヴァー・ナッセン、ブラッド・メルドーらに新曲の委嘱もしている。
これまでにべルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、ボストン交響楽団、ニューヨーク・フィルハーモニック、ロンドン交響楽団等、数々の著名なオーケストラと共演。ウィーン・コンツェルトハウスをはじめ、ウィーン楽友協会、ロンドンのウィグモア・ホール、ストックホルム・コンサートホールなど世界各地の権威あるホールでリサイタルを行っている。レパートリーは、バッハからアデスまで幅広く、明快な表現、優れた洞察力と知性、巧みな技術、そしてエネルギッシュで想像力豊かな音楽性で高く評価されている。
録音も数多く、最近では、サカリ・オラモ指揮/ボストン交響楽団との「ブゾーニ:ピアノ協奏曲」や、ニューヨーカー誌にて16年の注目盤に選出された「リスト:超絶技巧練習曲集」、そして「チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番(1879年版)」などがある。
2007年から17年まで、シュトゥットガルト音楽大学で後進の指導にあたり、18年にはベルリンのハンス・アイスラー音楽大学教授に就任。さらに、クロンベルク・アカデミーでも教えている。トッパンホールには今回が初登場。

キリル・ゲルシュタイン
©Marco Borggreve

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