アーティストプロフィールArtist Profile
ハーゲン・クァルテットHagen Quartett
1981年ザルツブルク・モーツァルテウムのオーケストラのヴィオラ奏者オスカー・ハーゲンを父に持つ兄弟4人(ルーカス、アンゲリカ、ヴェロニカ、クレメンス)で結成。81年ロッケンハウス国際室内楽フェスティヴァルで「審査員賞」および「大衆賞」を受賞、翌年ポーツマス国際弦楽四重奏コンクールで優勝を果たし、ロンドンのウィグモアホールでデビュー。83年室内楽の分野で最高峰を誇るエヴィアン国際コンクール第1位、ボルドー音楽祭ではゴールド・メダルを受賞。世界屈指の弦楽四重奏団として長年にわたり音楽界をリードしてきた。途中、第2ヴァイオリンのアンゲリカがアネッテ・ビク、そしてライナー・シュミットに交代したが、彼が加わった最初の1年間はハーゲン家に寄宿したというほど、彼らの演奏には親密な雰囲気とハーモニーがあふれている。メンバーはそれぞれ、ザルツブルクのモーツァルテウム音楽院、バーゼルとハノーファーの音楽大学、シンシナティ大学で学んだ。同時に、ハインリヒ・シフ、ウォルター・レヴィンらに師事し大きな影響を受けた。その後、ニコラウス・アーノンクールとのつながりは、彼らの音楽的視野を広げる一助となり今日に至っている。
ドイツ・グラモフォン社より数多くのディスクをリリース。2011年、結成30周年を機にmyrios classicsに移籍し、魅力的なCDを次々と発表。23年にはイェルク・ヴィトマンとの共演によるモーツァルトとヴィトマンの《クラリネット五重奏曲》(世界初録音)をリリース。
TOPPANホールには、03年を皮切りに数多く登場し、ベートーヴェン弦楽四重奏曲全曲ツィクルスをはじめ常に圧倒的な演奏で聴衆を魅了。昨年、今シーズンでの活動停止を発表。本公演をもって、クァルテットとしての活動に幕を閉じる。


