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アーティストプロフィールArtist Profile

パトリツィア・コパチンスカヤ(ヴァイオリン)Patricia KOPATCHINSKAJA, violin

 

モルドヴァ生まれ。作曲とヴァイオリンをウィーンとベルンで学ぶ。2000年シェリング国際コンクール優勝、02年「クレディ・スイス・グループ・ヤング・アーティスト賞」ほか受賞多数。
2022/23シーズンには、ヘルベルト・フリッチュらによるオペラ《Vergeigt》に参加したほか、リゲティの作品にインスパイアされたプロジェクト《失われた音楽を求めて》の世界初演、ソプラノのアンナ・プロハスカとのプロジェクト《Maria Mater Meretrix》による欧州ツアーや、ファジル・サイと再びデュオを結成してのリサイタル・ツアー行った。また、イル・ジャルディーノ・アルモニコやブダペスト祝祭管弦楽団等とは欧州ツアーを行ったほか、BBCプロムスにも登場。カメラータ・ベルンのアーティスティック・パートナーも引き続き務めている。
2023/24シーズンには、サウスバンク・センター(ロンドン)、フィルハーモニー・エッセン、ウィーン・コンツェルトハウス(コパチンスカヤはウィーン・コンツェルトハウス協会の最年少名誉会員)、そしてドレスデン・クルトゥーアパラストでの音楽祭など、スケールの大きいプロジェクトに出演。ドレスデンでは、近現代のヴァイオリン作品を6曲、3夜連続で披露した。またエクサン・プロヴァンス音楽祭では、バリー・コスキー演出による新プロダクション《歌と断片》にて、クルタークの《カフカ断章》をプロハスカと共演。
近年では、現代作曲家とのコラボレーションに力を注ぐとともに、ステージ・パフォーマンスによるコンサート・プロジェクトにも積極的に関わり、マーラー・チェンバー・オーケストラとの《バイバイ、ベートーヴェン》などで成功を収めるほか、シェーンベルクの《月に憑かれたピエロ》では、彼女自らピエロを演じている。
録音は30以上に及び、セント・ポール室内管弦楽団と録音した「死と乙女」はグラミー賞を獲得。チェリストのソル・ガベッタやカメラータ・ベルンと共演した「照らし出された快楽~弦楽合奏の20世紀」も高い評価を獲得しているほか、ヨーナス・アホネンとも、ジョージ・アンタイルの作品を収めたCDをリリースしている。
使用楽器は、1834年製プレッセンダ。
トッパンホールには、日本デビューリサイタルを契機にコンスタンチン・リフシッツとの共演や無伴奏プログラムなどでたびたび登場。2023年にもアホネンとともに刺激的なデュオを聴かせ、満場の聴衆から喝采を浴びた。

パトリツィア・コパチンスカヤ
©Marco Borggreve

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