アーティストプロフィールArtist Profile

大瀧拓哉（ピアノ）Takuya OTAKI, piano

愛知県立芸術大学、同大学院修了後渡欧、シュトゥットガルト音楽演劇大学、アンサンブル・モデルン・アカデミー（フランクフルト）、パリ国立高等音楽院で学ぶ。これまでに内宮弘子、斎藤竜夫、松川儒、掛谷勇三、ヴァディム・サハロフ、トーマス・ヘル、ウエリ・ヴィゲットらに師事。
2016年オルレアン国際ピアノコンクールで優勝。フランス、ドイツを中心に、ヨーロッパ各地でリサイタルや現代音楽アンサンブルなど多くのコンサートを行う。また講師として、日本だけでなく、フランス各地の音楽院でのマスタークラスや、ソウル大学音楽学部でのワークショップを行う。
17年、フランスでデビューCD「ベラ・バルトークとヴィルトゥオージティ」をリリース。20年夏には日本演奏連盟主催のリサイタルを東京文化会館小ホールで行い、『音楽の友』誌にて「…いかに作品の聴きどころを押さえ、超大作の構成を浮き彫りにし、最も大切なことに、奏者の大胆にして精緻、作曲家に忠実でありながら自己アピールにも優れた非凡なピアニズムを印象づける演奏であったか…」と高い評価を得る（萩谷由喜子評）。
現在、東京を拠点にソロ、室内楽、協奏曲のソリスト、現代音楽のアンサンブルや初演など、多岐にわたる活動を行う。愛知県立芸術大学非常勤講師。
トッパンホールには今回が初登場。