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アーティストプロフィールArtist Profile

クリストフ・プレガルディエン(テノール)Christoph PRÉGARDIEN, Tenor

 

ドイツ生まれ。1977年よりフランクフルト音楽大学、ミラノ、シュトゥットガルトで学ぶ。在学中にドイツ放送音楽コンクールに優勝。以来、優れたリリック・テノールとして、レオンハルト、ブリュッヘン、コープマン、ヘレヴェッヘ、ガーディナー、アーノンクールといった名指揮者たちと数多く共演。バロック、古典、ロマン派のオペラ、オラトリオ、受難曲、リートの各分野で高く評価されており、特に受難曲における福音史家としての演奏は、世界各地で絶賛を博している。
2022/23シーズンには、トッパンホールでのシューベルト三大歌曲ツィクルスや、BBCランチタイムコンサートにミヒャエル・ゲースとともに出演。また、息子のユリアン・プレガルディエンとは、“Father and Son”と題したコンサートをアムステルダムのコンセルトヘボウで開催し、好評を博した。
日本では、1992年〈東京の夏〉音楽祭における、モンテヴェルディ《ユリシーズの帰郷》主役を演じたほか、98年にはマーラー《大地の歌》(室内楽版)で白井光子と共演、2002年の〈東京の夏〉音楽祭では、ツェンダー版/オリジナル版の《冬の旅》2夜連続公演などで多くの聴衆を魅了。
CD録音は150枚以上に及び、ゲースと共演したシューベルトの《水車屋の美しい娘》や《冬の旅》、ジュリアス・ドレイク、アンドレアス・シュタイアーらとの共演による多くのアルバムで、カンヌ・クラシカルアワードやディアパゾン・ドールなど数々の賞を受賞している。
トッパンホールには、シリーズ〈歌曲の森〉の中核を担う歌手として、ゲース、シュタイアーらとともにたびたび出演。いずれの公演でも、深い音楽性に裏付けられた忘れがたい名唱を聴かせた。

クリストフ・プレガルディエン
©Hans Morren

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