アーティストプロフィールArtist Profile
トリオ・ヴァンダラーTrio Wanderer
1987年、パリ国立高等音楽院在学中に結成。当初からメンバー間の厚い絆にもとづく演奏活動を最優先にしている。その卓越した技術、音創りに対する繊細な感性、そして呼吸の合ったコミュニケーションから成るアンサンブルは、世界有数の室内アンサンブルとして高く評価されている。
パリ国立高等音楽院で室内楽プルミエ・プリ(一等賞)を受賞したのち、87年から91年にかけて、ジャン=クロード・ペヌティエ、ジャン・ユボー、ヤーノシュ・シュタルケル、メナヘム・プレスラー、アマデウス四重奏団などの巨匠たちから学ぶ。88年ミュンヘン国際音楽コンクール優勝、90年フィッシュオフ室内楽コンクール(アメリカ)優勝。フランスで教育を受けた後、全員がアメリカでもキャリアを積んでいることが、グローバルな感性をさらに豊かに見せ、彼らの創る音楽に普遍的な価値を与えている。
これまでにベルリン・フィルハーモニー、シャンゼリゼ劇場、ムジークフェライン、ウィグモアホール、ミラノ・スカラ座、バルセロナのパラウ・デ・ラ・ムジカ、チューリヒ・トーンハレ、アムステルダム・コンセルトヘボウなど世界各地の著名なホールで演奏。またザルツブルク、エディンバラ、モントルー、フェルトキルヒ、シュレスヴィヒ=ホルシュタイン、ラインガウ、ラ・ロック=ダンテロン、ラ・フォル・ジュルネ(ナント、東京、新潟)などの音楽祭にも出演している。
録音では、ソニー・クラシカルからデビューした後、99年にハルモニア・ムンディと契約し、シューベルト、ベートーヴェン(ピアノ・トリオ全集)、ブラームス、ハイドン、メンデルスゾーン、ラヴェル、サン=サーンス、ショスタコーヴィチ、スメタナ、また共演者を加えてフォーレの《ピアノ四重奏曲》、シューベルトのピアノ五重奏曲《鱒》、メシアンの《世の終わりのための四重奏曲》など多数の録音をリリース。さらにジェームズ・コンロン指揮ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団との共演で、ベートーヴェン《ヴァイオリン、チェロとピアノのための三重協奏曲》も録音している。2026年1月、1900年頃のフランス室内楽作品を収録した「アール・ヌーヴォー」をリリース。
TOPPANホールには今回が初登場。


